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第1回:2014年4月1日公開
60min
本授業では、私が昨年のゴールデンウイークに作った、シンプルなメモ帳WEBアプリ「wri.pe」をどうやって作っていったのかを解説します。
普段、プログラマとして仕事をしていると、企画やデザイナーの人と組んで分担して作業しますが、個人サービスでは全てを一人で行う必要があります。これらを一人で行うために全体をどうデザインするか、についてお話しするので、みなさんのWEBサービス企画の参考になればと思います。
2014年4月1日公開
60min.
本授業では、私が昨年のゴールデンウイークに作った、シンプルなメモ帳WEBアプリ「wri.pe」をどうやって作っていったのかを解説します。
第1回目の今回は、サービスを作る動機・設計・デザインについてお話しします。1年ほど、個人としてWebサービスを作っていなかったので、個人的に欲しいと思っていたアプリを、新しい事を試しつつ作る事にしました。
今回の授業ではメモ帳アプリを1週間で完成させることを目標に、アプリの企画を立てる方法、時間の割り振りの仕方から、ページのデザインを考えるところまでを解説します。
普段、プログラマとして仕事をしていると、企画やデザイナーの人と組んで分担して作業しますが、個人サービスでは全てを一人で行う必要があります。これらを一人で行うために全体をどうデザインするか、についてお話しするので、みなさんのWEBサービス企画の参考になればと思います。
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2014年4月8日公開
60min.
本授業では、私が昨年のゴールデンウイークに作った、シンプルなメモ帳Webアプリ「wri.pe」をどうやって作っていったのかを解説します。第2回目の今回は、【開発編】です。
wri.peは、メモを取得、保存するためのAPIを提供するサーバ部と、ユーザインタフェースを提供するHTML5で書かれたクライアント部の二つから構成されています。
サーバ側は、Ruby on Railsを使い、全部で500行程度で構成されており、PHPなどRails以外の言語/フレームワークを使っても手軽に実装出来るサイズになっています。
クライアント側は、HTML5の機能を積極的に使い、軽快に動く事を第一に考えています。wri.peで一番評価されているのは、この軽快な動作によるものです。
HTML5を駆使したアプリというと、UIに凝った重厚なアプリを指すことが多いですが、wri.peではHTML5 Application Cache、Local Storage、Session Storageなどを積極的に使い、ブラウザながらネイティブの様な操作感を提供しています。
本授業では、これらのサーバ・クライアント側の開発についてコードを示しながら解説します。
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2014年4月15日公開
60min.
本授業では、私が昨年のゴールデンウイークに作った、シンプルなメモ帳Webアプリ「wri.pe」をどうやって作っていったのかを解説します。第3回目の今回は、【リリース編】です。
前回作ったコードを実装し、ユーザーに使っていただくためのリリース作業を行います。リリースの前には、各種OS/ブラウザを行いたいのですが、一人で、色々な環境でテストをするのは大変です。そこで、Seleniumというブラウザを用いた自動テストツールを使い、多様な環境でwri.peのテストを自動的に行う環境を構築します。
wri.peでは、メンテナンスを自分で行わないで済ませるために、Ruby on RailsをサポートしたPaaSの「Heroku」を使っています。
Herokuは、一般的なRailsの実行環境以外に、全文検索や監視、統計情報などをアドオンとして提供しており、これを駆使することで、サーバ管理者が居なくても24時間、安定してサービスを提供することができます。
本授業では、リリースにあたって行った上記、についてを解説できればと思います。
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2014年4月22日公開
60min.
本授業では、私が昨年のゴールデンウイークに作った、シンプルなメモ帳Webアプリ「wri.pe」をどうやって作っていったのかを解説します。第4回目の今回は、【リリース後の広め方・継続できる目標の立て方・改善編】です。
私が「wri.pe」をリリースした後には、多くの人に使って貰うために広報活動を行う事にしました。広報活動も、仕事であれば社内のPR部門の人が行ってくれるのですが、今回は一人で行いました。
「wri.pe」を多くの人の目に触れてもらうため、プレスリリースやHacker News、ブログ、ソーシャルメディアを駆使する方法を解説します。
リリースした後も、継続的にバージョンアップを行っていますが、機能を増やすことよりアプリの世界観を壊さないことを第一にしています。「世界観が大切だと考えている理由」についても、ここで解説します。
また、「wri.pe」は現在では1万を越えるユーザーに利用していただき、ネット上には多くのレビューやご意見をいただいています。ここから、私が「wri.pe」を1人で作り、広める活動の中で得たものや、サービスを自作するべき理由についても、振り返って考えてみたいと思います。
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