普段、何気なく使っているアプリの中には、小さな「気配りデザイン」がたくさん詰まっています。
「気配りデザイン」とは、ユーザー(=人)のことを考えた、デザイン上の工夫はもちろん、操作をした時の動き、画面遷移のしかた、言葉での表現方法など、ほんのちょっとした小さな工夫のことです。
でもこれらは、気付かないぐらい自然なデザインになっているのと、ほんとうに些細なことなので、気付くのも一苦労!
しかし、実際にアプリをデザインしていく時には、こういった気付かないぐらい小さな工夫をひとつひとつ考え、組み立てていかなければならないのです。
今回の授業では、実際のアプリの中に隠された気配りデザインを見つけ、なぜそういう気配りをしたか、という理由を自分たちなりに考えていきます。
気配りデザインと、その理由を考えることで、人が使って気持ちのよいデザインをつくるための参考になります。まずは、それを見て知ることから始めていきましょう。