4/27(Sat)
<先生紹介>
エムロジック株式会社取締役/プログラマー 関根 元和先生
1969年生まれ。エムロジック株式会社取締役でプログラマー。ハードウェアエンジニア、組み込みプログラマー、デザイナーを経て、 WIndows、PDA、Movable Type、Webアプリなど多様な開発を行ってきた。現在はiPhone/Androidなどのスマートフォンアプリ開発がメイン。
<学べるポイント>
Objectが行っている、iPhoneの画面に文字が出る流れについて学べます。
<動画内容>
(iPhone画面では)一行書いて、文字が表示されます。なるほどなってみなさん思われると思うんですよね。
でも考えてみて下さい。文字を表示するってどういうことかというと、まずフォントを持ってきてその表示する文字のサイズに合わせて、画面に描画して、やっと人の目に「HOGE」っと言う文字が届くんですよね。
これもっと深いところまで考えていくと、画面に描画するっていうのは、iosの画面のあるところの点を、ある色で光らせる。
さっきので言ったら、画面が白いから中のところ黒くして、点を打っていくと「H」という文字になりますよね。ということを、一行出すために、iPhoneはめちゃくちゃ頑張って全部やっているわけです。
個々の説明は非常に乱暴なのですが、イメージとして考えてもらうと、たった一行のことに対して、これだけのことをやらなくてはいけないんです。
例えばさっきのラベルというものがなくて、自分であそこに文字を「HOGE」って出したければ、フォントを持ってきてサイズに合わせて、画面に描画して、画面をリロードしてとか、そういうことを全部やらなければならないんですけど、あのラベルというもののおかげで、たった一行書くだけで全てをやってくれるというのが、Objectの面白いところですね。