4/25(Thu)

今日の生放送

<学べるポイント>

ビジネスに必要なお客さんの未解決課題を見つけ、課題に対する解決策の考え方を、のび太くんとドラえもんの関係を例に学びます。
 

【ドラえもんとのび太の関係とは?】
のび太は片付けるべき用事を言い、ドラえもんはそれに対しソリューション(道具)を出します。
つまり、のび太くんはお客さんであり、ドラえもんは会社です。

のび太「空を自由に飛びたいな」
ドラえもん「はい、タケコプター」
これが用事とソリューションの関係です。

【ポイントは未解決の用事】
まず解決策ではなく、顧客が今だにうまく解決できていない課題を探すこと

未解決の用事を解決できることをやる

 
<以下書き起こし全文>

のび太くんとドラえもんです。

焼き印が入ってるんですけど、実はこの関係我々は何千回何万回見せられてると思いますが、この関係っていうのは片付けるべき用事っていうのをのび太君が言い、ドラえもんがソリューションを提供する。
 
なのでこの関係なんです。お客さんとあなたの関係。で、じゃなぜこれがニーズではなくて用事なのかというと実はのび太君て何が欲しいっていう事は絶対言わないんですよ。
 
最初どうして欲しいっていうんですよ。ジャイアンにいじめられたとか、スネオに見せびらかされたとか、そういうことしか言わないんですよ。
で、それに対してドラえもんが、適切な道具を出す。ソリューションを出す。
で解決していく、っていう気持ちいやりとり何千回見せられてるんで僕達は何回も見ちゃうんですよね。
 
こうなった時に、のび太くんって実は気づいて欲しいんですよ。まだ見てないものに関しては欲しいとは言わないんですよ。
どうして欲しいって言って、タケコプターがでてきた時に、二回目からタケコプターって言います。
 
最初に用事をぶつけて、それに対してソリューションを出すんですよ。
気持ちがいいのは、道具一個で用事が片付かないことがあって
で、ドラえもんは二個三個道具を出して、最終的に片付けるっていうことがあるんですよ。つまり未解決なことが出てきちゃので、道具の組み合わせ技一本を使ったりというようなことをやるので、それが結構面白いやりとりなんですよ。
 
これを見ていくと実は、ドラえもんとのび太のやりとりでちょうどいいやりとりで、例えば1番有名なフレーズがこれですよね。
「空を自由に飛びたいな」ってもう歌にもなってる。100万回ぼくらは聞かされてるんですね。こん時に何を出すのかというと、ドラえもんはですよ、スペックを上げればこういうの出すと思うんですよね。「ジェットランドセル」っていうのを。でもドラえもんは出さないんですよね。
何故かと言うと彼の運動神経とか、彼の理解力をわかってるので、これを使っちゃうと前のめりに倒れるだけだと思うんですよね。なので絶対にこういうことやりません。
 
で、代わりになにをするのかと言ったらスペック的にはかなり劣る「タケコプター」を断言口調で出してくる、このソリューションの気持ち良さですよ。
 
これがちょうどよいところにハマる用事と、ソリューションの関係ですね。これがのび太くん目線ってやつです。
 
ポイントはなにかといいますと、一つ言いましたが、これは問題解決っていう話ですね。
問題解決って話ありましたが、もっというとですね、実は未解決の課題を探して下さい。
 
もしのび太くんが「空を自由に飛びたいな」っていう拙い表現をした時に、「僕でもね」というのが()で入ってるわけですよ。
そうした時にジェットランドセル出すと未解決のものが多いんですよ。
操作が難しすぎるとか、慣れるのに時間がかかるとかマニュアルを読まなきゃいけないとか未解決の部分が多いんですよね。
この時に実はチャンスがあります。
 
どれだけスペックが高くてもややこしかったりするので、お客さんの用事とシンクロしないことがある。
で、方やタケコプターの方がすごくマッチするわけですね。タケコプターといってもまだまだのび太くんが進化していくと、未解決の用意が出てくるのでその時に未解決の用事の部分っていうのがまた出てくるので、そういうところをのび太くんが重視しだしたらそれに合わせてドラえもんはまた別のものを出していかないといけない、ということなんですね。
 
まとめると、一つ目が、のび太目線がもたらすポイント①は、「お客さまはものが欲しいわけじゃない」これはマーケティングでも言われてますが、ただもう一つ考えて欲しいのが、状況の説明が上手くないということです。
ジャイアンを見返したい、スネオに見せびらかせたい、出木杉よりモテたい、このレベルです。
このレベルからどう汲み取るのかということですよね。絶対に物くれとは言わないんですよ。
 
二つ目、知ってるものしか、欲しいとはいいません。
一回知ったものしかわからないので、お客さんに何が欲しいですか?と聞いても多分答えは出ない。だったらお客さんがなにを解決したいのかから見る。
Q&Aの、Qから見る。ということですね。
これを真に受けてもイノベーションは起こりにくいわけです。
 
で、三つ目。未解決の用事を見て上げればいいわけですが、そうすると入り込むチャンスはものすごいあります。
 

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