10/7(Mon)

今日の生放送

まつもと かずや

松本 和也

株式会社マツモトメソッド 代表取締役

1991年、NHKにアナウンサーとして入局。主な担当番組は、「英語でしゃべらナイト」司会「NHK紅白歌合戦」総合司会(2007,2008)「NHKのど自慢」司会「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」ナレーションなど。2016年6月退職し、同年7月から「株式会社マツモトメソッド」代表取締役。ビジネスで必要な「理解しやすく」「説得力のある」話し方はもちろん、原稿・スライドの構成までトータルでサポートする。マンツーマン指導を基本として、講演・研修・ワークショップなども実施。著書に「元NHKアナウンサーが教える/話し方は3割」(BOW&PARTNERS 2021年)「心に届く話し方65のルール」(ダイヤモンド社 2017年)がある。

松本 和也

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担当のコース

文章の書き方や伝え方は、これまで学校や職場、セミナーなどで習う機会はあったかもしれません。 では「話し方」はどうでしょうか。 おそらく少ないと思います。 ましてや、自分の声を録音し、話し方だけでなく、伝わる内容になっているか、深く分析したという方はさらに少ないでしょう。 相手が理解しやすい「話し方」を行うには、2つの点から工夫する必要があります。 ①声を出して話すこと自体の工夫。 美声など表面的な対策ではなく、あくまで聞き手にとって聞き取りやすいことを意識した、スピード・間・音程・声質の細かい調整を行います。 ②話す内容の工夫。 なんとなくダラダラ話しては聞き手の心に届きません。中身をシンプルに、インパクトを与えるものにしておく準備が必要です。 この授業では、2回にわたり、上記2つのポイントを実演でご覧いただけます。 実際に放送の現場で行ってきた実践的な方法は、皆さんにとって重要な話す場面、プレゼンテーションやスピーチ、オンラインコミュニケーションなどで常に応用可能な、一生ものの武器になるはずです。     著書:元NHKアナウンサーが教える 話し方は3割(中央経済社)

働くイメージを持てていて、社会人になる準備ができている状態 を目指します 【以下について学びます】 ・人に伝えるための話し方の基本 ・必要な情報の取捨選択の方法 ・“自分軸”をつくる方法について ・自分たちの身の回りの情報セキュリティについて ・モチベーションを上げるための手法 ・ストレスとは何か、ストレスとの向き合い方 など

担当の授業一覧 全3授業

話すことより大切な「話す前の準備」

第2回 話すことより大切な「話す前の準備」(60分)

2022年5月12日放送

「話し方」イコール「声」「滑舌」ではありません。 言いたいことしっかりと相手に伝えたいと思ったら、まず「言いたいことをしっかりと準備する」ことが最も大切です。 なんだかよくわからない話をするな~と言う人の多くは、声や滑舌が悪いのではなく、「聞いてすっとわかる話す中身」になっていないことがほとんどです。 そのために大切なのは、聞いている人の気持ちになってみること。 あなたが聞き手だったら…長い話は好きですか?何が言いたいのかわからない話はどうですか?ダラダラ長い文で話す人をどう思いますか?時間がないからと中身を早口で伝える人をどう思いますか? こうして考えていくと、どう話せばいいかわかるはずです。 でも自分が話すとそれができない。なぜか? 「準備」が足りないからです。 どんな準備をしたらいいのか、一つ一つお話ししていきます。 ■アジェンダ(予定) ・聞き手は誰か?何を求めているのか?そこから始めよう。 ・プレゼン・スピーチでは必ず原稿を書く~「箇条書きで話せる」のはただの自己満足 ・「構成」~何から話し始めるか、最後までひきつけるにはどうするか? ・「話すのに適した文章」~伝わる話しことばのカギは短い文章 ・「スライド」~「話すレジュメ」と「話すための演出」の違い ・「見え方の工夫」~オンラインでは見え方をおろそかにしない ・質疑応答