ITスタートアップとして会社を立ち上げ、WEBサービスをローンチしたあなたが次にやるべきことは、「自分のサービスを使ってくれているユーザーがどんな人なのか」を明らかにする、ということです。
WEBサービスを立ち上げる際に行ったユーザーヒアリングにもとづいて設計した理想のユーザー像はあるものの、いざリリースすると実際にはその通りのターゲットが使ってくれるとは限りません。
そこで必要になるのが、WEBサービスローンチの際に定義したユーザーを、ローンチ後の実際のユーザー像と齟齬がないか分析し、実際のユーザーがどんな人なのかを再定義するということ。実際にどんなユーザーが使ってくれているのかを知ることは、その後のプロモーションやマーケティング戦略にも大きく影響を与えるはずなので、このタイミングでやっておく必要があります。
そこでこの授業では、わたしが『STORES.jp』を立ち上げた際に行っていた具体的なユーザーヒアリングやターゲットのすり合わせ方法や、そもそもユーザーの再設定を行う理由などについてお話できればと思います。