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スタートアップに足りないたった一つの大事なもの

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授業の概要

私はこれまで、数々のスタートアップと関わって来ました。

giftee、クラウドワークス、Zaim、Lang-8、ソーシャルランチ、、、Etc。仕事以外での関係も含めると、他にもたくさん。

スタートアップ界隈の方々は、アンテナが広く、新しいサービス、新しい技術、すぐに情報を手に入れ、すぐに使いこなす。その積極性や、技術力、また、アイディアの閃き、スピード感、そのどれもが素晴らしいと思っています。

私は、そんな人たちと一緒に仕事をすることがとても楽しく、刺激的で、ここ数年、スタートアップの方々の支援を続けて来ました。

しかし、正直言うと、ほんの少し、疑問に思ってしまうこともありました。

今回の授業では、実作者としてスタートアップと関わって来て、感じていることについて、素直にお話させていただきたいと思っています。

私は経営者でも投資家でもありません。あくまでも、実作者です。経営のアドバイスはできません。お金のことも苦手です。ただ、Web業界に入って約10年、ひたすら実作をしてきました。プログラミング、デザイン、ディレクション、様々な経験をして来ました。

私は、0を1にすることは苦手ですし、1を100にすることも正直言って困難です。(もちろんそこを目指しますが)

ただ、確実に、1を「2」にできる。マイナスにはしない。

その為の、実作者としての心掛け、姿勢みたいなものについて、ほんの少しだけお話させてください。

すぐに役立つ技術や知識ではないかもしれないけれど、きっといつか大事になる。

そんなお話をさせていただきたいと思っています。