世界のビジネスパーソンの間で近年注目を集めているのが「SF」です。
ジェフ・ベゾス、イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ等世界の長者番付にランクインする成功した実業家の中にSFファンは多い。
ビジネスにおいて新たな価値創造が求められるようになったことがSFが注目される理由の一つです。
現代は未来を予測できないVUCAの時代と言われています。
そんな先の分からない不透明な未来をSFを使って予想するのための方法論が「SFプロトタイピング」です。
これはサイエンス・フィクションを元にまだ実現していないビジョンの試作品(プロトタイプ)を作ることで、未来を創造していく手法のことです。
ビジネスにおいては事業や製品を新たに創り出す時に役立ちます。
SFを活用することでイノベーションを生み出すことが出来るからです。
この授業では科学文化作家/応用文学者の宮本道人さんに
・SFプロトタイピングとは何か
・SFプロトタイピングで何が出来るのか
・SFプロトタイピングの具体的な事例
・これからなんのSFを学べばよいのか
等についてお話をお伺いします。
予想外の未来を予想することで、斜め上の社会変化が起きた時に生き抜いていくことができます。
そのための手法であるSFプロトタイピングについて学びましょう
講師プロフィール
宮本 道人
科学文化作家/応用文学者
1989年生まれ、博士(理学、東京大学)。株式会社〆空想科学顧問、株式会社BIOTOPE SF顧問、株式会社グローバルインパクト未来創出顧問。科学・文学・社会の新たな関係を築くべく、研究・創作・ビジネスに取り組む。編著に『SF思考』(ダイヤモンド社)、『SFプロトタイピング』(早川書房)、『プレイヤーはどこへ行くのか』(南雲堂)。原作担当漫画「Her Tastes」は2020年、国立台湾美術館に招待展示。AI学会誌、VR学会誌、ダイヤモンド・オンラインで連載、『ユリイカ』『現代思想』『実験医学』に寄稿など。