この授業では、ガーナのカカオがチョコレートになるまでのプロセスを学んでいきます。
もうすぐ2月ですが、2月と言えば「バレンタインデー」があり、1年のうちチョコレートに最も支出がなされる月です。
※ 総務省が行う家計調査(2023)では、1世帯あたりのチョコレートへの支出額の最も低い8月の277円に対して、2月は1,307円と4倍以上の差があります。
一方で、カカオがチョコレートになるまでのプロセスを知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで、カカオの産地であるアフリカ・ガーナでチョコレート工場を作り、カカオの生産から日本での販売までに携わっているMAAHA株式会社の田口愛さんに、カカオがチョコレートになるまでのプロセスを教えてもらいます。
現地でどんな加工がなされて、日本に運ぶ貿易関連の話、日本において店頭に並びみなさんの手元に届くまでのプロセスを学びます。流通事業に関心のある人向けの授業です。
また、商品に込められた想いも話してもらいます。ものづくりに興味のある人にも学びのある授業だと考えています。
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■講師紹介

MAAHA株式会社
代表取締役 CEO
田口 愛 氏
1998年生まれ。19歳でガーナへ渡航し、チョコレートが一般的でないガーナで、その味と作り方を伝える活動を始め、現地でのチョコレート工場建設も進めてきた。2020年にMpraeso合同会社(現:MAAHA株式会社)を設立し、翌年にチョコレート菓子ブランドMAAHA CHOCOLATEを立ち上げる。これまでECや百貨店で販売を行っており、高級ブランドのノベルティやJALファーストクラスデザートとしての採用実績も持つ。ガーナでの活動は、数多くのメディアでも取り上げられており、2021年にはNewsweekの「世界に貢献する日本人30」を、2022年には日経WOMANの「ウーマンオブザイヤー2022」を受賞している。
■ MAAHA CHOCOLATE ■