自治体職員向け‐地方公会計入門

自治体職員向け‐地方公会計入門

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コース概要

このコース授業は、地方公会計について学びます。

 

人口減少が進むなか、地方自治体には施設の統廃合や事業の見直しなど、より効率的で持続可能な運営が求められています。

近年では単年度の予算管理にとどまらず、資産や負債を可視化する「複式簿記・発生主義」を取り入れた地方公会計の整備が進められてきました。

しかし、「年度内に予算を使い切る慣習が抜けない」「既存の行政サービスを見直すハードルが高い」など、現場の実務において新たな会計視点をどう活かせばよいか悩む声も少なくありません。

本コースでは、慶應義塾大学教授で財政・公共経済学の専門家である土居丈朗先生をお迎えし、地方公会計の基礎から日々の業務・政策判断への活かし方までを整理します。

「次世代に負債を残さない」持続可能な地域運営に向けて、日々の実務に費用対効果の意識を取り入れる視点を手に入れましょう。

 

この授業で学べること
・地方公会計が導入された背景と中長期的な財務管理の重要性
・財務四表(貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書)の見方と基礎知識
・現金主義と複式簿記の違いをふまえた「見えないコスト」や「ストック(資産・負債)」の把握方法
・公会計の分析結果を日々の行政実務や政策判断、合意形成に活かす視点

 

授業構成(全3回)
第1回:公会計制度の背景
・地方公会計の背景と整備の目的
・なぜ自治体に中長期的な財務管理が必要なのか
・地方自治体のお金の動き(公会計整備の以前と以後)

第2回:公会計制度の体系
・財務四表(BS、PL、NW、CF)の基本と連動性
・資産・負債のバランス評価
・現金主義を補完する複式簿記の捉え方(見えないコストとストックの把握)

第3回:公会計制度の活用
・公会計を用いた持続可能で健全な自治体運営とは
・行政実務への組み込み方
・先進事例から学ぶ活用視点

 

★こんな人におすすめ
・「単年度予算を使い切る」従来の進め方に疑問を持ち、費用対効果を意識した業務改善を図りたい自治体職員の方
・複式簿記や財務四表の読み方に苦手意識があり、担当事業のコストや資産状況を正しく把握したい方
・事業の見直しや統廃合を進めるにあたり、中長期的な視点や客観的な数値に基づく説明力を身につけたい方