【先生紹介】

マーク 加藤先生 シリコンバレー

マーケティングスペシャリスト マーク加藤先生

マーケティング及びビジネスデ・ベロップメントの専門家。主にアメリカの大企業に従事し、日本で12年、シリコンバレーで25年以上のビジネス経験あり。現在Silicon Valley-Japan Business ConsultingのCEOとして日米間のビジネスに関するコンサルティングをアメリカおよび日本企業に対し実施。


<学べるポイント>
世界から多くの人材が集まり、いくつもの企業が誕生しているシリコンバレーでは長い歴史の中でどのような産業が誕生し、社会にどのような影響を与えてきたのかについて学べます。

<授業内容>
これが今年2014年、シリコンバレーのランキングで、150位までこのサイト出てるのですが15位まで書いています。

なぜ、シリコンバレーの起業家は世界を変えるのか〜スタートアップの聖地に学ぶ、成功するビジネスの条件

Apple、HP、Google、Intel、Cisco、Oracle、eBayこの辺まででしたらみなさんご存じだと思います。ここで注目してもらいたいことが2つあります。

創業年なんですけれどもお話しましたように、HPは1939年の創業ですが後の他の会社を見ていただいてほとんど30年から40年の間にこれだけ有名な会社がボッコンボッコンと出てきているのがシリコンバレーなんです。

もう一つ見ていただきたいのが、その隣の従業員の数ですけども、Appleが8万人、HPが30万人以上、それからGoogleが4万7千人、こういういろんなかたちで雇用を生み出しているんですね。

日本の場合ですと最近の会社ですとソフトバンク、ファーストリテイリングでもだいたい3万人ぐらい、もっと最近の会社でGREEとかDeNAも3000人ぐらいの規模じゃないかと思うんですけども、11位にいる皆さんご存じのFacebookが6300人。Facebookでさえもこれだけの雇用をすでに生み出していて、どんどん大きい会社を生み出しているわけです。

少しその歴史をお話しますと、HPはもともとは軍需産業だったんですね。第二次世界大戦とか韓国、コリアンワーの時に色々レーダーを解析する装置を作っていまして、軍需産業、40年代は軍需産業の町だったんですね。

HPの他にもバリアンですとかいろいろな会社がありましたけれども、それが60年代は半導体。Intelとか、AMDを始め多くの半導体が生まれました。半導体というのはほとんどシリコンでできているので、シリコンバレーという名前が付いたんですね。ですから、地名ではないんです。

その後70年代になりますとコンピューター。HPも実は1968年ぐらいから始まりまして70年代からコンピューターがわっと伸びて、皆さんご存じのAppleコンピューター、Oracle、それから80年代からネットワーク、Ciscoですね。

90年代はインターネットでyahoo!、Google、2000年代に入ってFacebook、Twitter、ソーシャル・ネットワーキング。

ここで注目していただきたいのは、毎10年ですね。新しい会社が起こっているだけでなく、新しい産業が起こっているんです。これがシリコンバレーの面白いところで、今申し上げました超有名な会社ですけども、地図で見ると80キロ四方の地図の中にこんなに密集してるんですね。

なぜ、シリコンバレーの起業家は世界を変えるのか〜スタートアップの聖地に学ぶ、成功するビジネスの条件

多分シリコンバレーに来られた方はご存じだと思うんですけども、ちょと車を走らせるともう右左に有名な会社がうわっと軒並みに有るのがシリコンバレーです。とってもエキサイティングな場所になります。


学生代表:
先ほどチャットでも東京都と熱海で100キロ位の距離なので、80キロというのはそんなに広くないですね、というコメントが来ています。

先生:
全然広くないですね。今お話しましたように、シリコンバレーの場合は会社が起こるだけでなくてほとんど毎10年ごとに新しい産業が起こっているんですね。

テクノロジーが変わって、軍需産業、半導体、コンピューター、ネットワーク、インターネット、SNS、毎10年ほとんど起こっているんですけども、これはアメリカでも非常に珍しい。世界でもここだけですけども、アメリカでもそんなに新しい産業がどんどん起こってくるのはシリコンバレーだけなんですね。

そういった新しい産業が出てくると、これがどんどん組み合わさって、指数的な成長をして金額的に大きくなっているのがシリコンバレーです。

なぜ、シリコンバレーの起業家は世界を変えるのか〜スタートアップの聖地に学ぶ、成功するビジネスの条件

 

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