<以下書き起こし全文>

アーキテクチャというのは何で構成されているのでしょう?アーキテクチャの構成要素について。
ここで僕が使いたいのは、今日初お披露目なんですけど、コインのアナロジーという言葉をご紹介したいと思います。
コインというものは世界何処にいっても同じ3要素でできているわけです。
つまり輪郭、丸いとか小判のような形とかいろんな形がありますけどまず輪郭があると。
で、それにはフィールドがある。背景がある。その背景に浮き彫りになるように、あるリリーフもしくは像が掘られてあって印刷されている。
これが共通のコインのアナロジーなんですけれども、これで何が言いたいかというと、アーキテクチャというすごく広い領域の輪郭があります。その中にさらに狭まった中で構造ストラクチャー、いろんな仕組み、システムがあります。
そのさらにフォーカスした領域の中に建造物、建物があるわけですよね。
なんで、コインは2枚あるわけですけど人間の目に入ってくるのは、この表の面ですよね。
で、それが今は我々にしか見えない。じゃあ、一面しか僕たちは見えていない。それは見えやすいから。

でもやっぱり裏も見る必要があります。
そこで双眼的思考という言葉を使わせて頂いているんですけども、例えば鏡を使ってものの裏を見ようとします。で鏡というのはやっぱり写っているものは偶像だけれども、自分を写していてそれが自分を見返している。つまり自分をある意味本質的に移し替えているような器のような感じですね。

媒体。このアーキテクチャ、構造、建造物というコインの裏側に、何があるかっていうとアーキテクチャーという大きな領域の中に想像、イマジネーション、それが構造と対比して合って建造物とかもの、物体の反対に抽象、理想のユートピアがある。なので領域的にはアーキテクチャー、想像、ユートピア、これがコインの裏側に存在するのではないかと。

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