4/20(Sat)
<以下書き起こし全文>
wiiですね、これも世界のイノベーティブな製品として評価されるようなことが多いのですが、なにがポイントだったかというと当時のゲーム機は、ハイスペックなものを求めているという前提でどんどんグラフィックを綺麗にしようとか、そういうところにエネルギー注いでいたのですが、wiiは「お母さんに喜ばれる」もう少し現実的にいうと「お母さんに嫌われないゲームを作ろう」というコンセプトで最新の技術でグラフィックを綺麗にするのではなく、お母さんが片付けやすいように細長く作ったり、うるさい音が出て邪魔にならないように静かな音が出るようにしたりとか、そういうところを工夫しているわけですね。
イノベーションを日本語でいうと技術革新という風に訳されることが多いので、どうしてもその最先端の技術を組み合わせなければいけないのかなと思われるかもしれないですが、実際はそうではないということですね。
プレーステーション3とかと比べればグラフィック処理はwiiの方が高くないわけですよね。
ここからイノベーションをなぜ起こす必要があるのか、という話をしていきたいと思います。簡単にいうと、変化に適応するためですね。
変化とは一体何でしょうか。変化、これは前提が変わるということですね。
例えばみなさんが今バスケットボールしていたとします。20分ぐらいしていて、突然笛がなりました。その後何が起こったかというと、突然サッカーのルールでみなさん試合をしましょうということが言われたら、当たり前ですけど手を使っていたのを急に足を使わなきゃいけないということになりますよね。
試合だったら、遊んでいればこんな風に笛がなるかもしれませんが、現実の世界では鳴らないわけですね。さっきまで通用していたルールがある日突然通用しなくなる。誰も教えてくれない。
そういった状況に適応していくためには、イノベーションを自ら起こしていく、変化を危機ではなくて、これはチャンスだということで自ら積極的に行動していくことが必要になっていくわけです。
イノベーションに興味のあるあなたに、イノベーションとは何かを学ぶための授業3選をご紹介します!
これらの授業を通じて、イノベーティブな発想がいかにして生まれたのかや、そもそものイノベーションの意味などについて理解することができます。
ぜひこれらの授業を受講し、イノベーションに関する知識を身につけましょう!
本授業ではハウス食品株式会社が作る「シチューオンライス」の事例から、企画の発想方法・アイデアについて学ぶことができます。
シチュー離れが進んでいた当時の分析からイノベーションまでの過程をハウス食品㈱ 事業戦略本部 食品事業二部長宮戸先生に教えていただきます。
シチューオンライスの事例を通して、イノベーションについて学んでいきましょう。
本授業では株式会社ヤッホーブルーイングが作る「よなよなエール」の事例から、企画の発想方法・アイデアについて学ぶことができます。
よなよなエールは世界三大ビール品評会で8年連続金賞受賞、モンドセレクションでは地ビールとして初めて3年連続で最高金賞を受賞するなど輝かしい受賞歴を誇ります。
販売数の低下など伸び悩んだ時期から、現在の成功に至るまでの取り組みについて学んでいきましょう。
「中東のシリコンバレー」とも評されるスタートアップ大国、イスラエル。
300以上の多国籍企業が研究開発拠点を構え、年間600〜1000社以上のスタートアップが生まれ、ベンチャーキャピタルの投資額は年間45億ドルに達するなど、近年活気がある国として注目を集めています。
イノベーションが生まれるところであるイスラエルの秘密を、株式会社イスラテック加藤先生からレクチャーしていただきます。
いかがでしたでしょうか?
これらの授業を受講することで、イノベーションの事例を知ることが出来るでしょう。
さらに、これらの授業を通じて、イノベーションの本当の意味を考えることも出来たのではないでしょうか?
スクーではこれら3つの授業以外にイノベーションに関する授業を多数開講しています。
ぜひスクーでさまざまな授業を受講し、イノベーションに関する知見を深めていきましょう!