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20世紀イタリアにみる芸術と社会の関係

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授業の概要

レオナルドやミケランジェロを生んだ芸術大国イタリアですが、近現代美術となると、あまりご存知の方はいないのではないでしょうか。都市の近代化や、2つの戦争。20世紀前半のイタリアの芸術は、そうした社会的変化のなかで、過去の破壊と伝統の継承という相反する欲求のあいだを絶えず揺れ動きました。この授業では、イタリアの事例を通じて、近現代の芸術と社会の関係を具体的に考察していきます。

4限目 イタリアにおける前衛芸術とファシズムの関係

4限目の授業では、前衛芸術とファシズムとの関係を取り上げます。前衛芸術を弾圧した日本やドイツと異なり、イタリアのファシズム体制は、積極的に新しい芸術を振興しました。絵画や建築の事例を通じて、芸術と政治権力との複雑な関係を確認していきます。

こんな人にオススメ

モダン・アートに興味をもっている方