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僕らの哲学座談会 -恋する・働く・AIと生きる-

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授業の概要

■授業アジェンダ
・問いかけ
・ルール説明
・問いを出し合う
・問いを決める
・哲学対話
・あなたが持ち帰る問いを決める

担当の先生/パーソナリティ

授業紹介コメント

  • 目黒 広和
    先生

    目黒 広和

    あなたは働いていて、喜びや楽しみを感じていますか。働くことに意味があって、自分や他人の暮らしをよりよいものにする可能性があるという実感がありますか。あなたに裁量が与えられていて、成長の機会があり、能力が発揮できていますか。
    これらは、「やりがいのある仕事」の条件です。しかし、データは、こういった仕事をできているひとは、全体の10数%しか居ないことを示します。それは不幸であるように思います。しかし、作家の森博嗣さんは「やりがいのある仕事」など幻想だと言います。仕事とは、お金のために「やりたくないけれど、やらなければならない」ものだから、せめて楽しくやろうとして作り出す幻想であると。
    後者は事実かもしれません。それでも、全員が「やりがいのある仕事」についていて、そこから幸福感を得ている世界はより素晴らしい、価値ある世界であると思います。テクノロジーはそのように進歩するべきであり、国や自治体、経営者はそのような働き方をあらゆる人ができる世の中を実現するべきであると思います。
    皆さんはこの私の意見に同意されるでしょうか、あるいはこうした世の中の実現には何が必要だと思われるでしょうか。実現不可能だと思われるのであれば、それは何故でしょうか。一緒に考えてみませんか。
  • 小川泰治
    先生

    小川泰治

    哲学はそれを手にすればすぐに日々の悩みをまるごと解決してくれるような万能薬ではありません。ですが日頃の忙しい生活のなかではじっくり考えはしないテーマについて自分たちで問いを立て一緒に考えていく哲学対話の場は、普段は意識をすることのなかった自分の考えの暗黙の前提に気付いたり、新しい考えのヒントをもらえる大切な機会です。
     本講座では受講生のみなさんとのコメント欄でのやりとりを通してみんなで問い、考える時間を一緒につくっていきます。テーマは「恋愛」「AI」「働く」。ぜひふだんから気になっている問いを持ち寄ってご参加ください。各回には、それぞれのテーマを一緒に考えてくれるゲスト講師も及びしています。日曜日の夜に、一緒に哲学する世界へ踏み出しましょう!