スライド資料
授業の概要
担当の先生/パーソナリティ
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小川泰治
NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ事務局/学校教員
1989年生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科哲学コース博士後期課程単位取得退学。大学院ではカント哲学や倫理学の研究を行う一方で、学校や街場での哲学対話の実践に出会い、深く傾倒する。現在は中学、高校、専門学校で「倫理」「現代社会」「哲学対話」などの非常勤講師を務めるほか、休日には地域での子どもの哲学の実践を重ねている。分担執筆に『こころのナゾとき 小学1・2年/ 小学3・4年/ 小学5・6年』(成美堂出版、2016年)など。論文に「「子どもの哲学」における対等な尊重」(『フィロソフィア』、2017年)」、「「子どもの哲学」における知的安全性と真理の探究 ― 何を言ってもよい場はいかにして可能か」(『現代生命哲学研究』、2017年)がある
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荻野 亮一
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士後期課程
社会学研究者。社会的に周縁化されたひとと協働するための表現について研究をしています。これまで在日コリアンの女性たちとの演劇の協同制作や、障がいがあるとされるひとたちの表現活動の現場でのフィールドワーク、不登校や、子どもの貧困、若者のメンタルヘルスの課題についてなど、調査や研究を進めてきました。生きづらいひとと協同することでみえてくるのは、この社会全体を覆う抑圧です。いわゆる、マイノリティの課題の可視化や解決に向けた行動は、社会全体を生きやすい場所に変えていくためのソーシャルアクションでもあるのです。「働く」という、あるひとにとっては日常的、あるひとにとっては非日常的なことがらを丹念にみていくことから、どのようなことが明らかになっていくのか、楽しみにしています。
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徳田 葵
スクー放送部