テクノロジーを使い価値を最大化する
明日をサバイブする仕事力をつける
アイデアを形にし未来を創造する
替えのきかない人間の役割を追求する
イノベーションの源泉となる力を育む
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情報技術の進歩は、西洋近代が規定した〈人間〉観そのものを更新しつつある。古来よりの日本の文化特性とも深いレベルで共鳴するその構造は、21世紀カルチャーの新たな標準を築くのではないか。
本講義では、そんな予感の本質を洗い出すべく、テクノロジーを取り入れた最先端のインタラクティブで唯一無二のクリエイティヴを生みだし続ける「チームラボ」を率いる猪子寿之、著書『ゲーミフィケーション』でゲーム化する社会の現状に鋭く迫った井上明人、そして濱野智史と宇野常寛の4名が思索を繰り広げた、「日本的想像力と『新しい人間性』のゆくえ」(『PLANETS vol.8』収録)をテキストとし、解説と質疑応答を行う。
評論家・PLANETS編集長
1978年生。批評誌〈PLANETS〉〈モノノメ〉編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『母性のディストピア』(集英社)、『遅いインターネット』(幻冬舎)。石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)など多數。立教大学社会学部兼任講師。 2022年5月に新刊『水曜日は働かない』(ホーム社)発売。