初回のグラレコ・POP化計画の書籍は、山田理先生のご著書『最軽量のマネジメント』です。
『最軽量のマネジメント』は、働き方改革のリーディングカンパニーと呼ばれるサイボウズの人事制度を築き上げた副社長、山田理さんの初の著書です。
形だけの働き方改革でいちばん損しているのは、 「上」と「下」の間で板挟みされている中間管理職です。部下からは「そもそも何のための改革なんですか」、上司からは「それをうまくやるのが君の仕事だろ」──。「上」の意図を汲み取り、「下」に対しては納得させる。 しかも個人の成果も出しながら?
現代のリーダー・マネジャーは、さまざまなものを背負わされています。でも、そんなにすべて完璧にこなせる人なんて、果たして本当に存在するのでしょうか。
- 「こういったマネジメントをすべきだ」
- 「こんなリーダーが理想だ」
- 「マネジャーはチームでいちばん有能でなければならない」
本書は、寄せられた過度な期待と責任から、マネジャーを解放するための本です。
これまでのマネジメント本で語られてきた完璧なマネジャーを目指すことが難しい時代に、新しいマネジャー像はどうあるべきなのか。書籍の内容をグラレコやPOPで視覚化することで、山田先生が読者に伝えたいメッセージについて、より理解を深めていきましょう。
▼今回グラレコ・POP化する書籍
『最軽量のマネジメント』山田理・著(ライツ社・サイボウズ式ブックス)
▼ご登壇講師
山田理 先生(サイボウズ株式会社副社長 組織戦略室長/米国サイボウズ社長)
1992年日本興業銀行入行。2000年にサイボウズへ転職し、取締役として財務、人事および法務部門を担当。初期から同社の人事制度・教育研修制度の構築を手がける。2014年グローバルへの事業拡大を企図しシリコンバレーで米国法人を立ち上げ。現在もサンフランシスコをベースとし新設の組織戦略室長として、日本も含め、米国、アジアなど、サイボウズのグローバル展開を支える組織づくりを担当。