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ギモンの法則 -不確かな未来を経済でひらく-

PREMIUM

授業の概要

<今週のギモン>

「なぜネット上は「極端な人」ばかりいるのか?」

 

安心安全のソーシャルメディアを実現するために必要なこと

 

この授業では、ネット上の炎上や誹謗中傷といった現象を、計量経済学の観点から分析し、その正体と原因を明らかにしていきます。

ソーシャルメディア流行の裏側で、炎上や誹謗中傷にしんどさやうんざりした気持ちを抱え、距離を置いている方もいるでしょう。コロナ禍の中でネット上の「極端な人」は一層目立ちました。一方、ビジネスや生活においてソーシャル上でのコミュニケーションは欠かせない手段となりつつあります。

この日常を脅かす「極端な人」の正体とはどんな人物像であり、またメディアのどのような構造が炎上を助長しているのでしょうか。

世の中のギモンを経済の法則で紐解く『ギモンの法則』の第8回は、ソーシャルメディア上のトラブルが生まれるメカニズムをデータ分析の力で紐解きます。

 

▼授業の流れ

1.ソーシャルメディア上の現象を整理する
2.炎上や誹謗中傷の真実を統計学の観点から明らかにする
3.これからのあるべきネットコミュニケーションの姿を考える

 

▼こんな人におすすめ

・仕事や私生活において、前向きにSNSを活用したい人
・昨今のSNS事情にうんざりしており、そのメカニズムを正しく理解したい人

※テーマは予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

 

<担当する先生>

 
山口真一
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授
1986年生まれ。博士(経済学・慶應義塾大学)。2020年より現職。専門は計量経済学。研究分野は、ネットメディア論、情報経済論、データ利活用戦略等。「あさイチ」「ニュースウォッチ9」「クローズアップ現代+」(NHK)や「日本経済新聞」をはじめとして、メディアにも多数出演・掲載。組織学会高宮賞、情報通信学会論文賞(2回)、電気通信普及財団賞、紀伊國屋じんぶん大賞を受賞。主な著作に『正義を振りかざす「極端な人」の正体』(光文社)、『なぜ、それは儲かるのか』(草思社)、『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)などがある。他に、東京大学客員連携研究員、日本リスクコミュニケーション協会理事、シエンプレ株式会社顧問、海洋研究開発機構(JAMSTEC)アドバイザー、グリー株式会社アドバイザリーボード、東洋英和女学院大学非常勤講師などを務める。

<学び手>

徳井 青空
声優・漫画家
 

<特別ゲスト>

山本 正喜

Chatwork株式会社

代表取締役CEO

電気通信大学情報工学科卒業。大学在学中に兄と共に、EC studio(現Chatwork株式会社)を2000年に創業。以来、CTOとして多数のサービス開発に携わり、Chatworkを開発。2011年3月にクラウド型ビジネスチャット「Chatwork」の提供開始。2018年6月、当社の代表取締役CEOに就任。2019年9月、東証マザーズへの上場を果たす。

こんな人にオススメ

キャリアの分岐点を意識しはじめている方 / 経済のことがとても苦手な方

担当の先生/パーソナリティ