今や必須知識となったバージョン管理ツール、Git。
このコースは、湊川 あい先生の大ヒットシリーズ、“わかばちゃんと学ぶ"シリーズの動画版として、Git初心者の女の子「わかばちゃん」と一緒に、豊富な図解・マンガで楽しくGitを学んでいきます。
クリックしていくだけでGitを使えるツール「SourceTree」を使い、主に普通のテキストファイルを扱って授業を進めて行きますので、プログラミング未経験でも安心して授業を受講することができます。
「とはいえ、コマンドでもGitを使えるようになりたいんだけど……」そんな方もご安心を。
各授業の後半に『コマンドでもやってみよう』コーナーがありますので、一緒に手を動かすだけで、SourceTreeだけでなくコマンドでもGitを操れるようになります。
すべての授業を受けると、Gitの基本的な操作の他、GitHub上でプルリクエストができるようになります。
もうGitを使っていなかった頃には戻れない…
Gitの便利さ・おもしろさを、わかばちゃんと一緒に体験しましょう。
参考書籍※こちらの書籍も合わせて読むことで、よりGitを使いこなせるようになります
わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉
著:湊川あい / 監修:DQNEO
出版社:C&R研究所
※本授業では「SourceTree」と「GitHub」を使用します。事前に下記から準備していただくと、よりスムーズにご受講いただけます。
■SourceTreeをインストールしておこう(初回の授業から使用)
https://ja.atlassian.com/software/sourcetree にアクセス
・Windowsの方: 「Windows 向けダウンロード」をクリック
・Macの方: 「Mac OS X 向けダウンロード」をクリック
SourceTreeの詳しいインストール方法(Windows版)は下記記事をご参考ください。
・マンガでわかるGit 第2話「Gitを簡単に使えるツールをインストールしよう https://codeiq.jp/magazine/2016/05/41303/
■GitHubにアカウントを作っておこう(第4回の授業から使用)
https://github.com/
※第5回の授業では、GitHubの公開リポジトリを使った実践を行います。すべてGitHub上に公開され、誰でも閲覧できる状態になります。(コミット時のあなたのユーザー名・メールアドレスがインターネット上に公開されます)
それを避けたい場合は、下記URLを参考に、SourceTreeで設定を変更してから実践してください。
https://scrapbox.io/wakaba/GitHub_Privacy
▪︎第1回の見どころ
第1回では、Gitの概念と実際に使う際の準備について学習していきます。
授業冒頭は、Gitの概念について。まずは、湊川先生の執筆された「わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門」を見ながら、「Gitを使うメリット」について、わかりやすく解説いただきます。続いて「Gitの全体像について」ということで、GitやGitHubの違いなどを解説いただきます。
Gitの概念についてわかったところで、改めて中盤では、このコース全体を通して学んでいくことを説明いただきます。ちなみにこのコースは、GUI(Souce Tree)とCLI(コマンド)両方で実践していくことで、Gitの基本の使い方が身につくようになっており最終的にOSS活動でもあるプルリクエストができるようになることを目標にしていますが、そこについても詳しくお話しいただきます。
授業後半では、実際に使っていくための準備について、ということで、SourseTreeのインストール方法から、よりGitを効率的に使うためのパソコンの基本設定を解説いただきます。
▪︎第2回の見どころ
第2回では、リポジトリの概念とファイルの変更の記録について学習していきます。
授業冒頭は、湊川先生の執筆された「わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門」を見ながら、“リポジトリとは何か”をわかりやすく説明いただきます。リポジトリとは、過去の状態が記録されていく貯蔵庫のこと。授業では、実際に自分のPCにリポジトリを作る方法を実践していきます。
授業中盤からは、お好み焼き作りに例えて、わかりやすくGitの使い方を学んでいきます。
もしもお好み焼きにコーラを間違って入れてしまったら…。コーラを入れる前に戻す方法をわかばちゃんと一緒に学んでいきます。
授業の最後では、授業前半Souce Treeで行った作業(リポジトリ作成、ステージ、コミット、チェックアウト、コミットログ表示)をコマンド(黒い画面)で行っていきます。
またエンディングでは、復習問題があります。今まで学んできた内容の総復習として振り返っていきましょう。
▪︎第3回の見どころ
第3回では、「並行世界を作ろう」というテーマで、ブランチとマージの概念とコンフリクトの解決方法について学習していきます。
授業冒頭でリポジトリの概念や「ステージ・コミット・チェックアウト」といったGitの変更を記録していく方法をおさらいした後は、いよいよ並行世界を作っていきます。各セクション、先生の解説の後に実践としてデモンストレーションをしていただきます。UIに大きな差はありませんが、授業ではMacを使って作業を行っていきますので、Windowsの操作を詳しく知りたい方は、ぜひ先生の著書をご確認ください。
まずは、「ブランチ」という概念について、お寿司を米とマグロに分けて作る例に例えて、わかりやすく解説いただきます。次は、「マージ」の概念についてということで、前のセクションでそれぞれ作成したブランチを実際に統合する方法を学んでいきます。そして、最後は、同じ行を別々に修正する場合に発生する「コンフリクト」について解説いただきます。授業では、引き続き、お寿司に例えて、タコと並行してサーモンを作ってしまった場合に例えて、わかりやすく説明いただきます。
また最後のセクションでは、今まで行った作業(ブランチ作成・マージ)をコマンドで行っていきます。
また今回もエンディングで、復習問題が2問用意してあります。先生と一緒に授業の内容を振り返っていきましょう。
▪︎第4回の見どころ
第4回では、いよいよGitHubについて学習していきます。この回を通して、GitHub上のリポジトリにプッシュとプルができるようになることを目標としています。
授業冒頭では、GitHubの概念をイラストを用いながら、わかりやすく解説いただきます。GitHub自体もGitHubで開発されているように、現在さまざまなプロジェクトや企業でも使用されています。
中盤からは、実際にGitHubを使ってみます。アカウントの作成から無料版でできること・有料版でできることなど、先生に丁寧に教えていただきます。その後は第2回でも学習した「リポジトリ」について。他人のリポジトリをGitHub上でフォークして、自分のPCへクローンするという概念をイラストでわかりやすく解説いただきます。また実際の画面でも解説してくれます。後半は、プッシュとプルという概念を漫画を使ってわかりやすく解説していただき、また実際の画面でも説明いただきます。
また最後のセクションでは、今まで行った作業(クローン・プッシュ・プル)をコマンドで行っていきます。
▪︎第5回の見どころ
第5回では、本コースの最終目標でもあるGitHub上でプルリクエスとを送る方法について学習していきます。
授業前半では、プルリクエストについて学んでいきます。まずは、前回学習したフォーク/クローン/プッシュ/プルについて復習していきます。プルリクエストとは、自分のローカルのリポジトリのデータを他人のGitHub上のリポジトリに反映してもらうこと。 授業では図解やデモを通してわかりやすく説明していただいています。また生放送では、実際に受講している方に練習用のリポジトリを利用してプルリクエスを体験していただくコーナーを設けましたので、ぜひ録画でも臨場感のある内容をご確認ください。
また授業後半は、他人のGitHub上のリポジトリでコミットが進んだ際に、自身のGitHubのリポジトリを介さずに直接ローカルリポジトリへ反映させる方法(リモートリポジトリを追加してプル)を学習していきます。これは、Gitというツールが分散型であるということにも関係してきます。詳細は授業の中で、実践も交えてわかりやすく解説いただきます。
▪︎第6回の見どころ
第6回では、コース全体の内容を総復習として振り返っていきます。
また授業の終盤では、まだまだある便利な機能として、直前のコミットメッセージを修正する「アメンド」、割り込み作業が入ったときに使用すると便利な「スタッシュ」について学習していきます。
Gitの使い方を改めて知りたいエンジニアの方、バージョン管理を始めたい方。