「弱さ」を生かすマイノリティデザイン

コース概要

皆さんは「弱さ」についてどのように認識していますか?一般的には克服するものと捉えられがちですが、「弱さ」を生かすという発想もあります。弱さを受け入れ、社会に投じ、誰かの強さと組み合わせる。これが「マイノリティデザイン」という考え方です。


そもそも「マイノリティ」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?「社会的弱者」とも換言される言葉ですが、もう少し解釈の幅を広げてみると「社会の伸びしろ」と捉えることもできます。人は常に部分的には何らかの弱者であり、そのマイノリティ性は社会にとって新たな価値にもなります。

 

そして、マイノリティデザインの考え方からしか生まれない未来があり、それを仕事を通じて体現しているのが、今回出演するコピーライターの澤田智洋さんです。本授業では、新しい概念である「マイノリティデザイン」の考え方から実践例までを学びます。

 

■『マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう』(ライツ社)