4/25(Thu)
<以下書き起こし全文>
「イシューをおさえましょう。曖昧な言葉を使うのをやめましょう。」という話をしましたけれど、2つ目ですね。今度は「仮説を持ちましょう。」という話をします。仮説を持ちましょうというのはどういう事かというとですね、仮説が無いと、あぁかな?こうかな?と頭の中にひっかかりがないとですね、右から左まで全部のデータを調べないと気が済まないみたいな状態に、割と陥りがちです。本当に重箱の隅をつつき始めてしまって全部調べないと気が済まないみたいな。
でもそんなに時間ないですよね、実際には。なので仮説を持つということがものすごく大事になります。なんとかかなーとか。こうかなーああかなー。例えば商品が売れなくなっちゃったって話があるならば、こういう理由で売れなくなっちゃったんじゃないかなー。とかああいう理由で売れなくなっちゃったんじゃないかなーとか。仮説、私見を持つ癖をつけていただきたいんですね。
これがないと実は情報を調べにいく事すら、出来ないはずなんです。なので常に頭のひっかかり、ああかなー。こうかなー。とういうことを常に考えておくことを癖にしていただけるといいかなと思います。
そして例えば商品が売れなくなっちゃったことを考えるみたいなことであれば、ああかなーと思ったことを、ここに書きました。「仮説の卵」と呼びましょう。で仮説の卵、ああかなーと思ったことを、半径5mくらいに座っている人にに聞いてみるんですよ。5人くらい。私こう思うんだけど、って。5人中3人くらいがそうかもねって言ってくれたらですね、それで基本的な仮説の検証の第一弾は終わり。OKです。これです。時間をかけずに少しだけやってみる、みたいな。
第一弾検証できたら次は半径10mの人のところに聞きにいって、仮説をもう少しブラッシュアップすればいいんです。それの繰り返しをして仮説の精度をどんどん高めていくことをして欲しいんです。今度10人に聞きに言ったら、もしかして今度は6人くらいが「だめだ。違うと思うよ。」って言われたら別の仮説を考えれば良いんです。10人に聞いたら7人がそうだよね、って言ってくれたら、更に深いアンケートをしていくみたいな形で自分の思っている事をだんだんだんだん育てていけばいいんですよね。
これを一番最初から大量にデータを集めて、あれもこれもあれもこれもとやり始めると、もうにっちもさっちも行きません。もしくは時間がいくらあっても足りませんみたいな話になるので。常に頭のひっかかりを持ち、割と気軽に仮説検証のサイクルを回すということを是非やっていっていただきたいな、と思うのが2つ目です。
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