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第1回:2020年1月6日公開
60min
この授業は大手企業の商品開発に携わる小田裕和先生に、多様な価値観に溢れた時代の消費者ニーズの捉え方を教わる授業です。「消費者の求めるものが分からない」「改善はできても革新的なアイデアにならない」といった課題の解消が本授業のゴールです。消費者にとってのモノに対する「意味」を捉える練習を行うことで、新しい価値を生み出す方法を身につけていきます。
■授業の詳細
・なぜ消費者にとってのモノに対する「意味」が大事なのかを理解する
・「意味のイノベーション」について理解する
・デザイン思考やUX(ユーザー体験)設計と何が違うのかを理解する
・意味のデザインの仕方を身につける
※意味のイノベーションとは…
イタリアのミラノ工科大学教授のロベルト・ベルガンティ氏が提唱したイノベーショ ン手法です。消費者が求めているのは商品やサービスそのものではなく、自分にとってどのような価値があるのかという「意味」であり、提供する企業は単なる機能やソリューションではなく、消費者とっての意味を届けることが重要であると説いています。
■担当の先生について
小田裕和先生は、ワークショップを通じて企業が新たな商品や事業、マーケティング活動を展開する支援をするミミクリデザインに所属しており、担当した飲料メーカーとのプロジェクトでは、「意味のイノベーション」の概念をベースとしたワークショップ/プロジェクトデザインを通じて、新たな商品や事業のコンセプト開発支援を行っています。
【参考記事】
生活者に潜む夜の時間の意味を探る、お酒の新コンセプト開発プロジェクト(Mimicry Designサイト)
リサーチ・データで正解探しの罠に囚われないために “意味”を起点に次のヒットを考える(MarkeZine)
スクー放送部
2020年1月6日公開
60min.
今回は、(消費者がモノに持つ)意味と仕様(機能)を分けて捉えて、商品開発の新アプローチ手法を理解することをゴールとして、ミラノ工科大学教授のロベルト・ベルガンディが提唱する「意味のイノベーション」とは何かについて学びます。スマートフォンを題材に意味と仕様(機能)を考えるワークを通してより理解を深めていきます。消費者のニーズを捉える練習を行いましょう。
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2020年2月10日公開
60min.
今回は「自分のスタンスを持ってアイデアを考えることができるようになる」をゴールとして、デザイン思考とデザイン思考2.0とも称される「意味のイノベーション」の消費者のニーズを捉える手法としての違いを学びます。贈り物における贈る側と贈られる側の関係性で2つの方法と関連性を説明します。商品開発における創り手自身のスタンスの重要性や問いの立て方やについて考え、「オリジナリティ」を探る練習をします。デザイン思考による限界を感じている方にぜひご受講いただきたい内容です。
■内容
1. ギフトの視点から読み解く「意味」
2. 意味のイノベーションとデザイン思考の違い
3. 創り手のスタンスを形成する「問い」
【参考】
リサーチ・データで正解探しの罠に囚われないために “意味”を起点に次のヒットを考える(担当講師「MarkeZin」連載記事)https://markezine.jp/article/detail/32552
多様化する生活者の価値観に、マーケターは追いついているか 突破口は議論ではなく「対話」にあり(担当講師「MarkeZin」連載記事)https://markezine.jp/article/detail/32745
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2020年3月2日公開
60min.
今回は「問いを持って対話を広げ、多様なまなざしを獲得することの重要性を理解する」をゴールとして、批判的対話と問いの重要性、対話の重要性について学びます。
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