「上層部は現場を分かってくれない」は本当か

コース概要

現代のエグゼクティブが抱える悩みの多くは、「部下とのコミュニケーション」にあります。

「自分の言っていることは伝わっているのか」「なぜ部下が動かないのか」など、悩みの根源は“人”にあります。

本授業では、実際の企業研修や海外での事例も交えながら、上司と部下の間に起こりがちなすれ違いや誤解の構造を解説します。「上司の言っていることがよく変わる」「上司は出世のために動いているだけ?」といった部下の本音に対し、上司側の視点を交えて紐解きながら、現場で使える“上司との付き合い方のコツ”を紹介。さらに、「自分が成長できる環境とはどんな組織か?」を見極めるための視点として、価値観・組織文化との相性や、信頼できる上司の見極め方についても触れていきます。上司もまた一人の“人間”であるという視点を持ちつつ、よりよい関係を築くためのヒントを探る時間です。

担当の先生

ヴィランティ牧野祝子

ヴィランティ牧野祝子

国際エグゼクティブコーチ

株式会社グローバル・キャリアデザイン 代表取締役。 東京生まれ。ミラノ在住。コロンビア大学、INSEAD(インシアード・欧州経営大学院)MBA卒業後、国内外10カ国で、外資系の戦略コンサルタント、多国籍企業のマーケティング、新規事業の立ち上げ等、様々なキャリアを積む。 結婚後もプロジェクトリーダーを務めるなど、精力的に働いていたが、子どもが障がいを持って生まれたのを機に、自力だけではどうにもならないことがあると知り、働き方、あり方を見直す。様々な文化、考え方、事情を持つメンバーが一緒に仕事をし、結果を出すには、個々の良さを引き出し、最大限活用できる環境を作ることが必要だと考え、ポジティブフィードバックを実践しはじめる。 現在は、独立し、国際エグゼクティブコーチ、企業研修講師、コンサルタントとして活動。ポジティブフィードバックを活用したコーチングが好評を博し、法人、個人問わず、グループ面談やセミナーなどを提供。最近は、企業から依頼を受け、経営者、リーダー等にポジティブフィードバックを始めとするビジネススキルを伝承している。3児の母でもある。 また、HPやメルマガ、SNS等で、キャリアについて悩む人々に情報発信をしている。