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授業の概要
担当の先生/パーソナリティ
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松田 崇弥
株式会社ヘラルボニー代表 取締役社長・CEO
小山薫堂が率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズ、プランナーを経て独立。4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉「ヘラルボニー」を社名に、双子の松田文登と共にヘラルボニーを設立。異彩を、放て。をミッションに掲げる福祉実験ユニットを通じて、福祉領域のアップデートに挑む。ヘラルボニーのクリエイティブを統括。日本を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。日本オープンイノベーション大賞「環境大臣賞」受賞。
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カイシ トモヤ
アートディレクター/東京造形大学教授
アートディレクター/グラフィックデザイナー。株式会社ルームコンポジット代表取締役。東京造形大学教授。関西大学産業心理学専攻卒業後、デザイン会社を経て2004年独立、2007年より法人化。仕事においてプロセスやコンテクストおよびそれらの言語化を重視し、クライアントに寄り沿って並走するように、コンセプト立案やデザインを行っている。香港国際ポスタートリエンナーレ 金銀銅賞/KAN Tai-Keung賞、APA金丸重嶺賞、繊研流通広告賞 金賞等。主な著書に『すべての仕事はデザインから始まる。 失敗しないデザイン発注』『How to Design いちばん面白いデザインの教科書 改訂版』『たのしごとデザイン論 完全版』がある。
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野崎 亙
株式会社スマイルズ取締役 CCO
株式会社スマイルズ取締役 CCO Smiles: Project &Company主宰。京都大学工学部卒。東京大学大学院卒。新卒で(株)イデー入社。新店舗の立上げから新規事業の企画を経験。2003年、(株)アクシス入社。デザインコンサルティングという手法で大手メーカー企業などのビジネスプロデュースや経営コンサルティングに従事。2011年、スマイルズ入社。全ての事業のブランディングやクリエイティブの統括に加え、さらに、入場料のある本屋「文喫」など外部案件のコンサルティング、プロデュースを手掛ける。n=1の事業開発やブランディングを得意とする。著書に「自分が欲しいものだけ創る!スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング」(日経BP)。
チャプター
授業紹介コメント
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先生
野崎 亙
デザインとはある種の意匠的造形と捉えられていたのは随分前のこと。デザイン経営やデザイン思考などあらゆる場面で”デザイン”がなんだか重要なキーワードのように感じられて久しいですよね。でもね、僕個人としては、”デザイン”という言葉があやうくマジックワードになってやしないかと思ったりするんです。なんとなく創造的っぽいですしね。接頭語にデザインとつければ、なんだかいい感じに聞こえてくるような。本当のデザイン力はもっとオルタナティブでもっと本質的だと思うんです。出発点が違う(N=1から)。対象物が違う(状況やコンテクスト)。アプローチが違う(ナラティブ=生活者の自分事)。デザインの底力を身に着けてみれば、これまで解決不能だった課題と向き合う武器を実装できるはずです。きっとね。 -
先生
松田 崇弥
私たちヘラルボニーが社会に届けたいのは「障害者アート」でも「アートデザイン製品」でもありません。
「障害=欠落ではない」という思想と「一人一人の内なる認識」の変化だと考えています。
一時的なトレンドよりも、語り継がれていく福祉を起点とした新たな文化創造を目指しています。
私自身も今回の機会を通じて学ぶことができること、楽しみで仕方ありません。