2005年ぐらいから、工場を持たず(ファブレス)に小ロットでハードウェアの製造・販売をする、ということがやりやすくなってきました。なぜそれができるようになったのか、ファブレスの実態とはどのようなものなのか。
Cerevoで販売してきた「LiveShell PRO」やこれから発売する「SmartTrigger」などを例に、商品企画から世界各国での販売までのプロセスを具体的に追って説明してゆきます。
また、家電業界において、今起こっていることを俯瞰的に解説します。そして、これから5年間の家電業界はどういった方向へ向かうのか。今後発売される製品の傾向などを踏まえて、業界全体の流れを解説しながら俯瞰します。
この授業を受けることによって、ハードウェアを設計・製造・販売するための『仕組みと流れ』を理解することができます。実際に設計するには技術が必要ですし、製造するには細かなノウハウが必要となるわけですが、全体を俯瞰して仕組みや流れを知ることは実際にハードウェアで起業を考えようという方にとって重要です。
また、そこまでは考えていなくとも、ご自身が従事されている業界にハードウェアを絡めてビジネスをやってみようかな、と考える際にも重要な視点となるでしょう。