いつもわたしは「客観的な視点を持つ」ということを心がけています。
ただしクオリティについては主観的な視点を強く持っています。
いま「UX」(ユーザーエクスペリエンス)という言葉をよく耳にするようになってきましたが、
お互い何のことを指して「UX」と言っているのかわからなくなってしまうことがあります。
客観的にとらえる話なのか、主観的な結果なのか、
そうしたモヤっとしたことをわかりやすくお話するのが今回の授業です。
わたしは顧客(大手企業など)に提案する機会があるので、顧客の会話の中からも最近では「UX」が出てきます。
ただよく聞いてみると、そのほとんどが「ユーザビリティ」のことを指していることに気づきます。
「UX」とはその「ユーザビリティ」を包含する大きな概念になるため、目的や目標を改めて確認するようにしています。
今回はそうした経験を生かした上で、UXのとらえ方をみなさんといっしょに考えたいと思います。