この授業はGoogle アナリティクスを使ったことがある、あるいは現在使っている初級者~中級者をターゲットとして、Google アナリティクスを活用してウェブサイトから「気付き」を発見する方法を、具体的な事例を交えながら紹介いたします。
第1回では実際にGoogle アナリティクスの画面を見ながら、サイトの特徴などの気付きを得るための必要な知識を学びます。
第2回では、分析したデータからどのような改善施策を考えれば良いのか、集客に効果のある施策を中心に、見ておくべきデータや改善案の考え方を学んでいきます。
アクセス解析や集客の基本的な用語(ページビュー数・直帰率・コンバージョン率・CTR・CPC)などは理解している前提の授業になります。
授業を担当するのはウェブサイト分析の第一人者でSchooでも多数の授業を担当している小川先生です。
【講師プロフィール】
小川 卓先生 データコンサルティング
ウェブアナリストとしてリクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパン等で勤務後、独立。ウェブサイトのKPI設計、分析、改善を得意とする。ブログ「Real Analytics」を2008年より運営。全国各地での講演は350回を突破。
株式会社HAPPY ANALYTICS代表取締役、デジタルハリウッド大学院客員教授、UNCOVER TRUTH CAO、Faber Company CAO、株式会社SoZo最高分析責任者、アナリティクスアソシエーション プログラム委員、ウェブ解析士協会顧問。ウェブ解析士マスター。
主な著書に『ウェブ分析論』『ウェブ分析レポーティング講座』『マンガでわかるウェブ分析』『Webサイト分析・改善の教科書』『あなたのアクセスはいつも誰かに見られている』『「やりたいこと」からパッと引ける Google アナリティクス 分析・改善のすべてがわかる本』など。
■あらすじ
Googleアナリティクスには100近いレポートがありますが、そのうち本当に使えるものだけをピックアップして学びます。
第1回では、時系列(トレンド)、分割(セグメント)、ページの前後(のユーザーの遷移)という気づきを得るための3つの方法について詳しく説明してくれています。
突然ですが、問題です。以下は何を販売しているサイトのデータでしょうか?
(条件)
・男性の訪問率の方が女性よりも2倍、
・女性は新規率が高い
・女性の方がコンバージョン率が高く、11月よりも12月が2倍
データを男女でセグメントして見ると気づきを得られます。
この問題の答えは授業で確認しましょう。