4/20(Sat)

今日の生放送

<以下書き起こし全文>

ココナラの立ち上げの方法ですけど、当然立ち上がるからにはちょっと自分で言うのも恥ずかしいんですけど、ビジネスコンセプトがいいことが大前提になるんだろうなと思ってます。

当然、コンセプトが違っていれば立ち上がらないっていうところでいくと、僕らの一番大事だったところ過去似たような類似サービスが上手くいかなかったけど、僕らが出来たというところの一番のポイントは500円均一にしたというところに尽きるかなぁと思っています。やっぱりものではなくてサービスなので、こちら側が値段を決めてあげないとなかなか出品する人もいくらでやったらいいか分からないし、買う側も値段がバラバラだとなかなか買いにくいってありますよね。

例えば恋愛相談サービスがあったときに、一つが百円、一つが三千円となっていたら、どっちに頼んでいいか分からない、というところで僕らはこれは定額じゃないと立ち上がらないというコンセプトで走ったというのがすごく良かったのかなと思ってます。

それをふまえて何をやったのかということなんですけども、まずは良い出品者を事前に集めていた、というところがすごく力を入れたところです。やっぱりC to Cのマーケットプレイスなので最初の空気感というのがすごく大事なんですね。機能だけをリリースしてあとどんなサービスを出します、っていうのをですねユーザーに任せてしまうと、結構人によっては大喜利のようにふざけたサービスを出してみたりとかするんですよね。

それ自体は極めて自然なことだと思うんですけど、そうしてしまうと、おもしろい、ウケを狙ったサービスがいっぱい並んでいるプラットフォームだと、後からくる人って必ず同じ様な形であ、こういうサイトなんだね、ということで面白いサービスを出そうとするんですが、最初にあるサービスがものすごく一生懸命で人のために役に立とうというものが並んでいたら、自分もやっぱりそういう空気感を壊そうと普通は思わないので似たようなレベル感のものを出そうとする。

こういうコミュニティというのはレベルが下がっていくことは簡単にできるんですけど、レベルを上げることってものすごい難しいんですね。なので、最初にいかにレベルが高い出品者を集めておくかっていうのがすごく重要になってきます。

我々の場合はβ版を二ヶ月運用していてその間に色んな方に声をかけていたんですね。色んな方といってもほとんど7割、8割が我々創業メンバー三人の友人なんですけど、具体的な数字を言うと約1000人に声を掛けました。1000人に一通一通メールを出して、そのうち400人がβ版に登録していただいて、そのうち200人がサービスを出品していただきました。

我々もそれなりに年齢をいったチームなので、友人もそこそこビジネスの経験が豊富だったり、趣味とか人生経験が豊富なメンバーだったので、そういった方々が一番自分が得意なことで誰々の相談に乗りますよという風に出していただけたので、少なくともパっと世に通った時にはそれなりのクオリティのものがそろっている状況を作ってから出したっていうのがすごく大事だったのかなぁという風に思います。

事前にイベント等を通じて語り部を作った。ここがすごく重要なポイントだったのかなぁという風に思います。先ほどライフネットに立ち上げの話を聞きましたということがあったとは思うんですけど、ライフネット流のストーリーマッピングですね。出口社長、岩瀬副社長がすごく自分たちの想いを語って、ユーザーさんがついてきているというライフネットを参考にしてやりましした。

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