7/26(Sat)

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まつおかそうし

松岡宗嗣

ライター/一般社団法人fair代表理事

愛知県名古屋市生まれ。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、Yahoo!ニュースやGQ、HuffPost等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など

松岡宗嗣

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担当のコース

これからの時代、社会課題を知ることは「教養」の一つになります。   「多様性」を社会に実装するために求められるのは、社会にある課題や多様な価値観を理解する力。それらを理解するためには、社会が抱える課題の背景や構造、また捉え方について知ることが必要です。   「教養としての社会課題入門」シリーズは毎月開講(2020年9月〜2021年7月)。“なんとなく知っているけど理解はできていない” さまざまな社会課題についての「視点」や「捉え方」をアップデートしていきます。   ——授業ラインナップ——   【1】LGBT入門——性における認識をアップデートする(fair 松岡宗嗣) 【2】はじめての不倫学——「社会課題」として考える(ホワイトハンズ 坂爪真吾) 【3】ホームレス問題から「貧困」について考える(ビッグイシュー日本 佐野未来) 【4】「子どもの貧困・教育格差」に大人はどう向き合うべきか(チャンス・フォー・チルドレン 今井悠介) 【5】アメリカ大統領選を前に考える「黒人差別問題」の本質と行方/ニューヨーク現地レポート(HSWジャパン渡邊裕子) 【6】薬物、ギャンブル、アルコール……「依存症」という社会課題の捉え方(ギャンブル依存症問題を考える会 田中紀子) 【7】誰もが「生き直せる」社会に——2人に1人が再犯者となる刑務所出所者の更生支援(株式会社生き直し 千葉龍一) 【8】日本の中にある「難民問題」——日本で生きる難民たちの今を知る(弁護士 駒井知会) 【9】3.11被災者たちが見る「亡き人の夢」の意味——遺族たちの「夢」を思考する(関西学院大学社会学部 金菱清) 【10】“おっちゃん”たちに誇りを取り戻す——ホームレス問題に挑む社会起業家が見つけた「働く意味」(Homedoor 川口加奈)     ※上記授業は、2022年4月16日(土)24:00をもちまして公開を終了いたしました。 【11】学校リスクの「見える化」活動——長時間労働、部活動、理不尽校則などの教育問題を問い直す(名古屋大学大学院 内田良) 【12】なぜ「痴漢問題」はなくならないのか——女性ではなく男性の問題として考える(大船榎本クリニック 斉藤章佳) 【13】“違い”を楽しめるような社会に——マイノリティとして生きる当事者視点から考える(漫画家・タレント 星野ルネ)   ※各授業の概要は、以下の「授業リスト」からご覧いただけます。

誰もが安心して働ける組織をつくるために。    近年、LGBTQ+や多様性に対する社会の関心が高まる中で、企業にも積極的な対応が求められています。 「偏見がなければ大丈夫」「うちの会社にLGBTQ+の人はいないと思う」は誤りです。 当事者であってもカミングアウトせずに働く人は多く、その姿が「見えていないだけ」という状況は珍しくありません。   このコースでは、主に管理職やリーダー候補の方を対象に、LGBTQ+に関する基礎知識から実践的な対応までを解説していきます。    「多様性の尊重という言葉はよく耳にするけれど、組織として具体的に何をすればいいのかわからない」 「会社のリソースが少なくて、大企業のような手厚いLGBTQ+研修や制度づくりは難しい……」   そんな不安や疑問を解消するヒントや、実際の企業のトラブルや取り組みの事例も多数紹介。 リーダーに期待される心構えや日常での対応策を、ハラスメント防止や組織力の強化の視点から学んでいくことができます。 従業員一人ひとりが安心して働ける環境を整えるための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。   ◾️授業のゴール LGBTQ+をめぐる概況(用語の意味、ホットトピック、法制度など)を理解し、「自組織のLGBTQ+対応力強化のために何をすればいいかを考案できる」状態になる。   ◾️授業構成 第1回…性的多様性についての基礎知識や、LGBTQ+当事者を取り巻く社会の現状、企業が押さえるべきポイントの概要を学ぶ。 第2回…企業のハラスメント事例をもとに、管理職や一人ひとりが持つべき心構えや対応、企業の制度としての取り組みについて学ぶ。   ◾️受講をおすすめする方 ・組織の多様性対応に関心があるが、自社で具体的に何から始めればいいのかわからないと感じているリーダー職やその候補の方 ・社内のコンプライアンス研修を立案・実施したり、性的マイノリティの従業員に業務上の対応を行ったりする立場の方 ・よりインクルーシブで、多様な人材の働きやすい組織環境を作りたいと考えている方   ◾️先生 ライター/一般社団法人fair代表理事 松岡 宗嗣 先生 著書『LGBTとハラスメント』(集英社新書.2020/神谷悠一氏との共著)   ※注意 授業で取り上げられる法律や企業制度は、2024年10月時点での内容となります。 最新の情報は、政府情報や各企業の公式ホームページでご確認ください。

担当の授業一覧 全3授業

具体例とQ&Aでわかる、今日から始めるLGBTQ+対応

第2回 具体例とQ&Aでわかる、今日から始めるLGBTQ+対応(61分)

2024年10月17日放送

中小企業でも、一人からでもできる取り組みは? パワハラ防止法やLGBT理解増進法、具体事例から考える組織のあり方   主に管理職やリーダー候補の方を対象に、LGBTQ+に関する基礎知識から実践的な対応までを解説するコースです。 第二回の本授業では、実際のハラスメント事例を通じて、管理職や従業員が取るべき具体的な行動や、企業全体で取り組むべき制度のあり方について考えます。   ◾️授業アジェンダ 1)職場のSOGIハラ・アウティング事例 2)個人に求められる心がまえ 3)制度として求められること 4)よくある疑問 └ 会社に金銭や人員の余力がありません。少ないリソースでもできることはありますか? └ 自分や一部の社員は多様性を尊重したいと思っていますが、会社全体の理解がなかなか追いつきません。みんなの目線をそろえていくために何をすればいいでしょうか? └ マイノリティの社員への対応を間違えないようにしたいと思うあまり、腫れ物扱いになってしまいます。どうすればバランスがとれるでしょうか? └ LGBTQ+に関する正確な情報は、どこを見ていればわかるでしょうか?社内でトラブルが起きたときはどこに相談すればいいですか?     ◾️受講をおすすめする方 ・組織の多様性対応に関心があるが、自社で具体的に何から始めればいいのかわからないと感じているリーダー職やその候補の方 ・社内のコンプライアンス研修を立案・実施したり、性的マイノリティの従業員に業務上の対応を行ったりする立場の方 ・よりインクルーシブで、多様な人材の働きやすい組織環境を作りたいと考えている方   ◾️先生 ライター/一般社団法人fair代表理事 松岡 宗嗣 先生 著書『LGBTとハラスメント』(集英社新書.2020/神谷悠一氏との共著)   ※注意 授業で取り上げられる法律や企業制度は、2024年10月時点での内容となります。 最新の情報は、政府情報や各企業の公式ホームページでご確認ください。

LGBTQ+対応の必要性と、対応しないリスクを理解する

第1回 LGBTQ+対応の必要性と、対応しないリスクを理解する(48分)

2024年10月17日放送

LGBTQ+は「いない」のではなく「見えていない」。   主に管理職やリーダー候補の方を対象に、LGBTQ+に関する基礎知識から実践的な対応までを解説するコースです。 第一回の授業では、LGBTQ+に関連する専門用語や概念、法制度を理解することで、適切な対応の基盤を築きます。 また、企業が特に注目すべきポイントを紹介します。   ◾️主なアジェンダ 1)なぜ企業にLGBTQ+に関する取り組みが求められるのか 2)LGBTQ+基礎知識 3)データで見るLGBTQ+を取り巻く社会の現状 4)企業にかかわる法律状況   ◾️受講をおすすめする方 ・組織の多様性対応に関心があるが、自社で具体的に何から始めればいいのかわからないと感じているリーダー職やその候補の方 ・社内のコンプライアンス研修を立案・実施したり、性的マイノリティの従業員に業務上の対応を行ったりする立場の方 ・よりインクルーシブで、多様な人材の働きやすい組織環境を作りたいと考えている方   ◾️先生 ライター/一般社団法人fair代表理事 松岡 宗嗣 先生 著書『LGBTとハラスメント』(集英社新書.2020/神谷悠一氏との共著)   ※注意 授業で取り上げられる法律や企業制度は、2024年10月時点での内容となります。 最新の情報は、政府情報や各企業の公式ホームページでご確認ください。

LGBT入門——性における認識をアップデートする(一般社団法人fair 松岡宗嗣)

第1回 LGBT入門——性における認識をアップデートする(一般社団法人fair 松岡宗嗣)(60分)

2020年9月2日放送

ここ数年で少しずつ理解が進みつつある「性の多様性」。いわゆる「SOGIハラ」などについての対策や取り組みを進める企業があるなか、実態としてはまだまだ多様性が実装された社会になっていない現状があります。 その背景には、SOGIやLGBTに対する認識や知識の欠如があり、企業担当者としても無自覚なハラスメントを防ぐのが難しいという声も聞かれます。 本授業では、LGBTをはじめとする性の多様性に対する思い込みや偏見を解消し、正しく理解するための視点を学びます。   ■講師 松岡宗嗣 ライター/一般社団法人fair代表理事 愛知県名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。政策や法制度を中心としたLGBTに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、HuffPostや現代ビジネス、Forbes、Yahoo!ニュース等でLGBTに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。     【「教養としての社会課題入門」シリーズ】 多くの人が“なんとなく”でしか知らない社会課題。さまざまな社会課題に対する新たな「視点」や「捉え方」について学ぶことで、みんなで社会課題について考える「場」となることを目指します。