■ はじめてのGit 第3回 リモートリポジトリについて
分散型のバージョン管理システムであるGitの分散型と呼ばれる理由となっているリモートリポジトリの機能についての図解を使って概念を学びながら、実際にGitでの操作方法について解説します。
・リモートリポジトリとは?
・Gitでの操作方法
etc...
※ この授業は事前にGitをインストールしておく必要があります。インストール手順は本項下部を確認ください。
■ 対象者
- Gitやバージョン管理について学び、開発の効率を高めたい方
※ Gitのロゴは Json Long によりライセンスされています。 http://git-scm.com/downloads/logos より、Creative Commons Attribution 3.0 Unported License に基づき使用しています。
※ Git Logo by Jason Long is licensed under the Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.
■ Gitをコンソール画面で利用するための事前準備
今回の授業ではGitをコンソール画面(CUI)を使って利用します。ここではGitのインストール、コンソール画面の起動、基本設定の方法をWindows/Mac毎にご紹介します。
■ Windwosをお使いの方
1. Gitのインストール
2. コンソール画面の起動方法とGitの動作確認
- スタートメニュー > すべてのプログラム > Git > Git Bash (=コンソール画面)を起動します
- コンソール画面上で「git --version」と打ち込んでEnterキーを押します
- gitのversion情報が表示されれば、gitが正しくインストールできています
3. Gitの基本設定
Gitの設定はホームディレクトリにある設定ファイル『.gitconfig』を直接編集するか、『configコマンド』を使って行います。今回は『configコマンド』で基本的な設定を行います。コンソール画面を起動して、下記コマンドを入力し、Enterキーを押してください。
- git config --global user.name "<アナタの任意のユーザ名>"
- git config --global user.email "<アナタのメールアドレス>"
- git config --global color.ui auto
※ color.ui auto は出力に色をつけて画面を見やすくします。
以上で、コンソール画面からGitを使うための設定は完了です。お疲れ様でした。
■ Macをお使いの方
1. コンソール画面の起動方法とGitの動作確認
Macの方の場合、既にGitがインストールされている場合があるので先に確認を行いましょう。
- アプリケーション > ユティリティ > ターミナル (=コンソール画面) を起動します
- コンソール画面上で、「git --version」と打ち込んでEnterキーを押します
- gitがインストールされている場合、versionが表示されます
- versionが表示されない場合は、②の手順でgitをインストールします
- versionが表示される場合は、③の手順で基本設定を行います
2. Gitのインストール
※ インストール時に警告がでてインストールを実行できない場合
システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > ダウンロードしたアプリケーションの実行許可 から、『すべてのアプリケーションを許可』に変更することでインストールできます。インストール完了後は、必ず『ダウンロードしたアプリケーションの実行許可』の設定を元に戻してください。
3. Gitの基本設定
Gitの設定はホームディレクトリにある設定ファイル『.gitconfig』を直接編集するか、『configコマンド』を使って行います。今回は『configコマンド』で基本的な設定を行います。コンソール画面を起動して、下記コマンドを入力し、Enterキーを押してください。
- git config --global user.name "<アナタの任意のユーザ名>"
- git config --global user.email "<アナタのメールアドレス>"
- git config --global color.ui auto
※ color.ui auto は出力に色をつけて画面を見やすくします。
以上で、コンソール画面からGitを使うための設定は完了です。お疲れ様でした。