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授業の概要
担当の先生/パーソナリティ
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原 貫太
フリーランス国際協力師
1994年生まれ。フリーランス国際協力師。早稲田大学卒。フィリピンで物乞いをする少女と出会ったことをきっかけに、学生時代から国際協力活動をはじめる。これまでウガンダの元子ども兵や南スーダンの難民を支援してきた。大学在学中にNPO法人コンフロントワールドを設立し、新卒で国際協力を仕事にする。出版や講演、ブログを通じた啓発活動にも取り組み、2018年3月小野梓記念賞を受賞した。 大学卒業後に適応障害を発症し、同法人の活動から離れる。半年間の闘病生活を経てフリーランスとして活動を再開。ウガンダのローカルNGOと協働し、北東部で女子児童に対する生理用品支援などに従事。他にも講演やブログ、YouTube、オンラインサロンの運営にも携わるなど、「フリーランス×国際協力」という新しい働き方を追求している。著書『世界を無視しない大人になるために』『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』
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中田 有香
スクー放送部
チャプター
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Q.今日、先生が発信された内容、とても心に刺さりました。おそらく、先生の話を聞いた人はそんな人が多いと思います。なのになぜ、表面的は取り組みのみがクローズアップされてしまうのですか?もっと本質的な発信がなされないのですか。
02:38 -
Q.「本質」の部分は、どういったところで情報収集をするべきなのでしょうか。
01:55 -
Q.ガールスカウト所属時に、難民キャンプの物資支援をしておりました。地域によって、宗教や文化の関係で、支援物資を送る際に物資のパッケージなどに気を付けておりました。先生も異文化や宗教の違いなどで、現地で工夫したことなどはありますか?
01:32 -
Q.先進国は二酸化炭素が出ないように、大豆やとうもろこしなどの食料をバイオ燃料に使うと、これらを食料にしている途上国に影響がでる、と聞きましたが、これらの取り組みは食料危機にさらされるのでしょうか?
02:55 -
Q.同じデータや事実を見ても、解釈は人により異なります。一方、多様な人の価値観を統一する強制は、民主主義の立場からやるべきではありません。このジレンマの中で、先生が大切にしたいと思う取り組みは何ですか?
03:38 -
Q.こんな状態なのに寄付してもらって集めるのはなぜなんでしょう?
03:41 -
Q.中学受験でもSDGsがテーマになることが多く、改めて事実と本論で地球規模で考える機会になればと娘と新聞を読むことから始めています。 小学生に先生のような視点を知る、調べるには、どんなことに着眼点をおくといいでしょうか?
授業紹介コメント
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先生
原 貫太
「知らないほうが、幸せに生きられたかもしれない」遠く離れた国で起きている貧困や紛争が、日本に暮らす私たちとも無関係ではないこと、いや、むしろ私たちがその原因を作り出していることを知るたびに、そんなふうに感じてしまいます。しかし、本当の意味で社会を良くしていこうとするのであれば、私たちはまず自分の「足元」に目を向け、自分たちの生活がどこかで「犠牲」を生み出してしまってはいないか、考えなければなりません。この講義に参加していただいた後、「何かを始める」ことではなく、「何かを辞める」ことの重要性にも気づいていただけたら幸いです。