よりよい体験設計のためのUXリサーチ
コース概要を見る
  • 初回から並べる
  • 最新から並べる

コース概要

数年前から多くの企業で重視されるようになった顧客の体験設計。その背景には、顧客が欲しているのは、商品やサービスそのものではなく、そこで得られる体験だという考え方があります。では、その体験の価値を最大化するにはどうすればいいのか。

そうした視点を養うために必要なのが、「UXリサーチ」という技法です。本授業では、UXリサーチを行う上での考え方から、ユーザーインタビュー設計を中心とした実践まで、スマホ決済サービス「メルペイ」のUXリサーチャーである松薗美帆さんが解説します。

 

 

【内容】

 

第1回 7月8日(水)19:00-20:00 「体験価値を向上させるUXリサーチのはじめ方」

そもそもUXリサーチとは何かから、UXリサーチによって体験価値を向上させたメルペイなどの具体的なケーススタディまで、UXリサーチのセオリーについて学びます。

 

第2回 7月15日(水)19:00-20:00 「ユーザーインタビュー設計の具体手法を学ぶ」

UXリサーチのなかでも「課題探索」であるユーザーインタビュー設計に焦点を当て、具体的な手法について解説。得られた学びをもとに、ユーザーインタビュー設計の宿題を出します。

————宿題(2020年7月24日(土)23:59締切)————

■お題:ロイヤルユーザーはSchooの何に価値を感じて使い続けてくれるのか明らかにするために、インタビュー項目を考えてみましょう(質問の数は5つ以上目安)。演繹的/帰納的などどういうプロセスで思考したのかも残しておきましょう。

■形式:箇条書きでも付箋の状態でも体裁は構いません

■提出先:kadai@schoo.jp(件名を「UXリサーチ宿題」としてください。また確認メールなどは送付されませんので予めご了承ください)

■状況設定:【背景】ロイヤルユーザーを増やすべく、Schooのリニューアルを検討中 【目的】ロイヤルユーザーはSchooの何に価値を感じて使い続けてくれるのか明らかにする 【対象】ロイヤルユーザーを「登録から1年以上継続利用」「直近3ヶ月以内に週に1本以上の授業に参加している」と定義 【手法】デプスインタビュー 【調査項目】別途インタビュー項目を作成 【アウトプットイメージ】登録から現在までの経緯をカスタマージャーニーに整理する/Schooがリニューアル後も大事にすべき価値を分析する 【スケジュール】7/20週 リクルーティング→7/27週 インタビュー実施→8/3週 分析&振り返り 【費用】謝礼5000円×人数分

※本宿題は、7月15日の授業中に出題されたものです。

————————————————————————————

 

第3回 7月29日(水)19:00-20:00 「ユーザーインタビュー設計の実践」

期限までに提出された宿題に対するフィードバックを行いつつ、インタビュー時に気を付ける点や得られた情報をどう分析し、活用していくかについて学びます。

 

 

【出演者】



松薗 美帆 さん
株式会社メルペイ UXリサーチャー

ICUで文化人類学を専攻し、2014年株式会社リクルートジョブズへ新卒入社。HR領域のデジタルマーケティング、プロダクトマネージャーを経てUXリサーチチームの立ち上げを経験。2019年より株式会社メルペイにUXリサーチャーとしてジョイン。JAIST博士前期課程在学中。