社員研修のあるべき姿

社員研修のあるべき姿

コース概要

この授業では、社員研修の必要性や役割についてインストラクショナルデザイン(ID)を軸に学びます。

 

日本の企業は人を育てることを大切にし、多くの企業で社員研修が実施されています。一方で、研修内容は前任者から引き継いだことを前年踏襲して実施しているなど、少し惰性で行ってしまっているケースも見受けられます。

 

ただ、コロナ禍といった突然の危機による働き方の変化をはじめ日々、社会環境(市場)が激しく変化する今となっては、従来どおりの研修だけでは社会(市場)に対応できる人材を育てるといった本来の目的を果たせなくなってきています。

 

また、今さら変化の激しい社会(市場)を鑑み、自社にあった研修をどう組み立てればいいのかわからないという悩みもあります。

 

そこで、研修担当者として「何のために社員研修を行うのか」「研修の役割と担当者としての立ち位置」など、研修の根本的な考え方をまず問い直すために、インストラクショナルデザイン(ID)をもとにした研修のあるべき姿について学んでいきましょう。

 

▼ターゲット
人事部社員、研修担当者
※研修のあり方について学びたい人

 

▼学習ゴール
社員研修の意義や役割を学び、自社の研修について問い直すことができる

 


講師紹介



鈴木 克明 氏
熊本大学 教授システム学研究センター 教授

 

1959年生まれ。Ph.D.(フロリダ州立大学教授システム学専攻)。ibstpi®フェロー・元理事(2007-2015)、日本教育工学会監事・第8代会長(2017-2021)、教育システム情報学会顧問、日本教育メディア学会理事・第7期会長(2012-2015)、日本医療教授システム学会副代表理事、日本イーラーニングコンソシアム名誉会員など。主著に『学習設計マニュアル』(共編著)、『研修設計マニュアル』、『教材設計マニュアル』、『教育工学を始めよう』(共訳・解説)、『インストラクショナルデザインの原理』(共監訳)、『学習意欲をデザインする』(監訳)、『インストラクショナルデザインとテクノロジ』(共監訳)などがある。

 

こんな人にオススメ

社員研修のあり方を学びたい人