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第1回
東京大学 教授
2013年2月で日本のテレビ放送は60年を迎えました。
テレビはもう過去の物になりつつあるとか、
若者たちはもうテレビは見ないとか、
テレビはすでにネットと区別できないとか、
いろいろなことが言われています。
そこで、今回の講義では、テレビジョンの「現在」を考えます。
私たちの日常生活にとってテレビはどのような役割を果たしているのか、私たちの何を変えてきたのか、これからテレビはどうなっていくのか、
そういった「テレビの還暦」を皆さんと共に考えてみようと思います。
東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程中退 パリ第十大学大学院博士課程修了。人文科学博士 同志社大学助教授、東京大学教養学部助教授、同大学院総合文化研究科助教授、同大学院情報学環・学際情報学府教授を経て、2009年同情報学環長、2012より東京大学附属図書館副館長。 その間、パリ第7大学、パリ第8大学客員教授、パリ哲学コレージュ・プログラムディレクターなども務める。 専門は、記号学、メディア論。とくに19世紀以後のメディア・テクノロジーの発達と人間文明との関係を研究するメディア記号論の分野で日本を代表する研究者。情報技術を活用した人文学的研究としてテレビ記号論や情報記号論の研究展開を主導してきた。近年は人文知の閉塞状況を批判しメディア時代に応えうる新しい人文学として「新しい〈記号の学〉」を提唱している。 主な編著書に、『自分と未来の作り方 情報産業社会を生きる』(岩波ジュニア新書 2010)、『現代思想の教科書』(ちくま学芸文庫 2010)、『知のデジタル・シフト』(弘文堂 2006)、 など多数。