4/25(Thu)
<以下書き起こし全文>
エジソンの事例思い出して下さい。電球ですね。エジソンは暗い場所を明るくするというある種の社会的なニーズと物理的に金属線に電気を流すと光りますよという事実をうまく束ねたところに電球というアイデアがあったという話でした。
そうなんですよ、それを今日使いたいなんらかの分析のフレームで表現しますとですね。目的と手段に分離できますねということなんです。目的って何かっていうと人側から見たところの価値だったり人が感じている課題だったりします。もう一つの手段っていうのは技術側から見たような方法、どうやってそれを実現しますかとか、それの仕組みのどういった部分が実現に大事なとこなんですかとか。
物だと機能とか形状になりますし、それが社会的なサービスだったりイベントだったりすると仕組みになったりすると。電球の事例ですと、金属線に電気を流すと光るということなわけです。こういった分析をですね、片っ端からやります。まぁこれをやるとどういう風ないい事があるかというとですね、例えばルンバですと床を綺麗に保ってくれるっていうのが一つの目的。ルンバに対して人側から見る価値ってことですね。
例えば、床を綺麗に保ってくれる状態を何かまた別のものを作ろうとした時に、床を綺麗に保ってくれるものって他にもたくさんあるじゃないですか、掃除機もそうだし、モップもそうだし。とか色々ばーっとあると。「床を綺麗に保ってくれるものを作れ!」って人から言われたときに、床を綺麗に保ってくれるものって他に何かあるかなって。「ルンバあるよね。」とか色々ばーって考えるわけですよ。床を綺麗に保ってくれるっていうことをするためには、例えば掃除機の様に吸うって言う機能がどうやら効くらしいですとか自立的に動き回るっていう機能が効くらしいですとか、実現する手法みたいなもののあたりがつくわけです。
でこういう風に床を綺麗にするために、「ルンバの形を変えましょう。」とか、「ルンバの色を変えましょう。」だと全然面白くないわけです。けれどもルンバと同じ目的を果たす別のものを発想しようとするときに、機能側だけをうまく活用したりするというのが利用できるわけですね。そうなると、「あ、これルンバのパクリだ。」っていわれなくて済むので、あえてこうやって分離していくところですね。
なので、ルンバで一個目の床を綺麗に保ってくれるという提供価値だとそれを実現している手段ですね機能・形状だと、空気を掃除機の様に吸うということがまず必要ですね。二つ目は自立的に動き回るということも必要ですね。おそらくこれあげていけば無数に出てきます。三つ四つ。大事なものを一個二個考えるのがポイントかなぁと思います。
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