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みんなが知らない中国とモンゴルの本当の姿 -現地で活動しているプロが教えます-

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授業の概要

国土が広いから当然とも言えますが、意外にも中国は世界最大の「砂漠大国」です。砂漠化の拡大も深刻で、国土の1/4が荒漠化の危機に直面しています。人口増加は止まりましたが、1人あたりの消費支出が急増していることが、その原因でもあります。消費者が無意識に土地への収奪圧力をかけていることで、砂漠化が進行するのです。中国政府も当然様々な施策を打ち出していますが、「局所改善・総体悪化」という状況を脱していません。
 
変わりゆく中国。
中国は日本人が考えているよりも、多面的で複雑となっています。そこには世界の縮図ともいえる構造的な問題や希望も見え隠れしています。好き嫌いに関わらず、日本海を挟んだ隣人として、また世界の1/6の人口を抱える国として関わって行かざるを得ない現状です。
 
今回はそんな中国の現状を、中国とモンゴルを活動拠点に砂漠を緑に変えてきた先生が、特に日本ではあまり報道されない田舎の様子にフォーカスを当てて、普段ニュースなどで知り得ている情報とは違った中国の姿や生の情報をお伝えしていきます。
 
自分たちを理解してもらうためには相手をしっかりと理解することが非常に重要です。日本でも加速している国際化や民族のボーダレス化に向けて、身近な国をきっかけに世界を学んでいく姿勢を身につけていきましょう。そして、多様化する国際社会に柔軟に対応できる考え方を持ち合わせていけるようにしていきましょう。

講師プロフィール

・北浦喜夫 (きたうら よしお)
1995年に新党さきがけ党職員に採用されて政策調査会配属。自民・社民・さきがけの三党連立政権の政策立案に携わる。1996年に武村元蔵相が提唱する平和的国際貢献「緑のPKO」の実務責任者として企画立案に携わる。中国クブチ沙漠へ議員団の随行として派遣。以降、4度にわたる「緑のPKOさきがけ隊」の企画実施を統括、随行し、環境保全活動と市民参加の重要性に着目する。1999年に新党さきがけ退職(解党により)後、カウンターパートの日本沙漠緑化実践協会に就職。活動のあり方に疑問をもち、同僚スタッフらと共に緑化ネットワークを設立。2000年に中国内モンゴル自治区ホルチン砂漠にて活動を開始。2014年にモンゴル国において緑化活動を開始。

■関連授業はこちらから (直接、授業の放送ページに遷移いたします)

  砂漠を緑に変えているプロが語る本当の環境問題 -日本人が地球を砂漠にさせている-

こんな人にオススメ

世界で活躍をしていきたい人、国際貢献をしていきたい人、国際問題を軸に活動している人、海外の方が身近な所にいる人、海外の方とどのように接すればいいか悩んでいる人