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みんなが知らない中国とモンゴルの本当の姿 -現地で活動しているプロが教えます-

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授業の概要

モンゴルと言えば「果てしなく広がる大草原!」とイメージされる方が多いことでしょう。しかしGDP比での数値を見ると農牧業はなんと12%足らずとイメージとは違う現状があります。実は意外にもモンゴルは鉱業国なのです。皆さんはご存知でいらっしゃいましたでしょうか?さらにはモンゴル人が一番好きな外国は、何を隠そう日本なのです。大相撲にも多くのモンゴル人力士が活躍して応援しているなど、日本人もまたモンゴルには好意的な印象を持っていると思います。
実はモンゴルと日本のお付き合いは意外と新しく、そして浅いのを知っていらっしゃいましたでしょうか。
 
今回はそんなモンゴルの現状にフォーカスを当てて、中国とモンゴルを活動拠点にして砂漠を緑に変えてきた先生が、普段ニュースなどで知り得ている情報とは違った本来の姿や生の情報をお伝えしていきます。日本人が知っているようで知らないモンゴル。実は砂漠化が急速に進んでおり、草原のイメージからは懸け離れた現実が広がっています。みなさんが持ち合わせているイメージから一歩踏み込んだモンゴル像をお伝えしていきます。
 
自分たちを理解してもらうためには相手をしっかりと理解することが非常に重要です。日本でも加速している国際化や民族のボーダレス化に向けて、身近な国をきっかけに世界を学んでいく姿勢を身につけていきましょう。そして、多様化する日本社会に柔軟に対応できる考え方を持ち合わせていけるようにしていきましょう。

講師プロフィール

・北浦喜夫 (きたうら よしお)
1995年に新党さきがけ党職員に採用されて政策調査会配属。自民・社民・さきがけの三党連立政権の政策立案に携わる。1996年に武村元蔵相が提唱する平和的国際貢献「緑のPKO」の実務責任者として企画立案に携わる。中国クブチ沙漠へ議員団の随行として派遣。以降、4度にわたる「緑のPKOさきがけ隊」の企画実施を統括、随行し、環境保全活動と市民参加の重要性に着目する。1999年に新党さきがけ退職(解党により)後、カウンターパートの日本沙漠緑化実践協会に就職。活動のあり方に疑問をもち、同僚スタッフらと共に緑化ネットワークを設立。2000年に中国内モンゴル自治区ホルチン砂漠にて活動を開始。2014年にモンゴル国において緑化活動を開始。

■関連授業はこちらから (直接、授業の放送ページに遷移いたします)

  砂漠を緑に変えているプロが語る本当の環境問題 -日本人が地球を砂漠にさせている-

こんな人にオススメ

世界で活躍をしていきたい人、国際貢献をしていきたい人、国際問題を軸に活動している人、海外の方が身近な所にいる人、海外の方とどのように接すればいいか悩んでいる人