今回の授業のテーマは「営業のデータを集計・可視化し示唆を読み取る」です。
これまでの授業では、営業のデータ分析のプロセスの全体像を解説した上で、営業活動の課題を設定すること、仮説をたてること、それにあったデータを集めることを解説してきました。本授業はこれまでのプロセスで集めたデータを集計や可視化の加工を施すことによって示唆を読み取る方法を解説します。
データ分析と聞くと、難しい数理知識や計算手法が必要と思われるかもしれませんが、ビジネスでのデータ分析では、むしろ四則演算やEXCELでもできる簡単な分析の方が、誰しもが理解できビジネス価値が高いと言えます。また営業におけるデータ分析では、データの大きさが比較的小さかったり、定性情報を読み取らなければならないといったりといった特徴があります。そのため高度な手法を用いてもその分良い示唆が得られるわけではありません。
今回の授業ではスプレッドシートをつかったワークショップも用意しています。実際に授業内で手を動かし理解を深めていきましょう。