物を売るな、物語を売ろう

物を売るな、物語を売ろう

コース概要

商品・サービス・個人がもっと共感してもらうための「物語(ストーリー)」の作り方を学ぶ授業です。

ソーシャルメディアによって、誰でも簡単に情報発信・セールス・プロモーションができるようになりました。
その影響により、世の中には必要以上の情報が溢れ、どんなに魅力的な商品であっても、上手く情報を届けなければ売れない時代になっているといえます。

ですがそんな時代でも、たくさんの支持と消費を生み出している商品があります。
例えば大人気アイドルユニット「AKB48」のCD。
会いに行けるアイドルを目指した彼女たちは、努力という名の物語を可視化し、CD収録で歌える権利をかけた投票券付のCDを販売することによって、大きな販売結果を生み出しました。

他にも、たくさんの人へ自分の思いを伝え、少額の支援金を募るクラウドファンディングなど、物語を可視化することで、成功している企業やサービスは多数存在します。

そんな物語を明確化することで価値をつくっている事例を分析し、情報氾濫の時代でも、たくさんの人に認知され、共感してもらえる「物語」の作り方を学びます。

 

<こんなあなたに受けてほしい>
・新しいWEBサービスをリリースしたが、ユーザーを思うように獲得できていない
・facebookページの「いいね!」が増えない
・自分のアツイ思いをたくさんの人に語っているけれども、思うように伝わっていない気がしている

担当の先生

川上 徹也

川上 徹也

コピーライター/湘南ストーリーブランディング研究所代表

広告でのコピーライティングにとどまらず、「経営理念」「スローガン」「制度名」「プロジェクト名」などの「言葉」を変えることで、会社や団体の業績を伸ばすのが仕事。 大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店を経て独立。サントリー、ENEOS、ロート製藥、トヨタ自動車、KDDI、コクヨなど50社近くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴は15回以上。平行して舞台・ドラマ・ゲームソフトなどの脚本も手がける。2008年より作家としても活動。ロングセラーになっている『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)ほか現在までに17冊の本を出版している。 このような仕事を通じて「文章の強い弱い」がビジネスの成否を決めることを痛感。普通のビジネスパーソンに向けての「強い文章力の養成」に力を入れることを決意。宣伝会議クリエイティブライティング講座講師をはじめ、全国各地での講演や講座で「強い文章力」の重要性を説いている。本書はこれらの成果をわかりやすく体系化したものである。 今後は、ビジネスにとどまらず、色々な分野の「言葉を変える」ことで「社会を変える」「世界を変える」ことを目指している。信条は「言葉が変われば世界が変わる」。