2/25(Thu)
第1回:2017年7月13日公開
60min
「5Sなくして改善なし、勝ち残りなし」職場内における5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)は、生産活動の基礎です。5Sは思いつきで展開しても成果が十分には出ません。また確実な、職場での浸透や定着も期待できません。
そこで、発生する問題点を除去してレベルアップができる5S活動の適切な進め方を理解して、自社の現場力を高め成果の出る具体的な事例をもとに、ワンランク上の5Sの仕組みと基本スキルを学びます。
2017年7月13日公開
60min.
前編で、5Sとは何か、自社の5Sのレベルはどの程度か、トヨタなどのトップ企業がなぜ5Sを重要視し継続するのかを理解していただきます。
5Sは整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもので、もとはトヨタで始まり、多くの製造業・サービス業で取り組んでおります。単なる片付けや清掃による美化運動ではありません。5Sの徹底により業務の効率化、品質の維持・向上、安全性の向上があり、競争力の向上ができます。たかが5S、されど5S、言うは易く、徹底により効果を出すのは難しい活動です。
「私たちの現場、事務所でも5S活動をしよう」と掛け声はいいのですが、多くの会社は中途で辞め、また再開するをくりかえしています。継続して徹底し効果を出すには、正しいやり方があります。ちょうどスポーツの基本であるランニングを思い浮かべてください。誰でも走れますが、競技大会で入賞するアスリートの走りは別です。
■授業の流れ
・5Sとは何か、5S取組みは貴社ではいかがですか?
・演習:事例写真から5S案を考えてみましょう。5Sの効果と貴社のレベルが分かります。
・5S効果を出すトヨタの考え方を学ぶ
スライド資料
2017年7月13日公開
60min.
後編では5S活動の実際と効果を出す進め方を学習して、自社の5S活動のレベルアップが図れるようなキッカケが得られます。
5S活動の核になる3Sの進め方を理解します。整理は不用品一掃運動・大掃除作戦・赤札作戦、整頓は置き場・置き方・表示の基本3要素、清掃は清掃分担表の作成・汚染源対策などのポイントを学習します。そして、映像事例研究で先進現場の取組み事例を通して、それらを再確認します。
ついで、単なる掛け声運動ではなく組織で取り組むための、推進体制やプログラム、5Sチェックリストの作成、5S改善支持票などの活用についての基本を見直します。
■授業の流れ
・整理・整頓・清掃を重視する3S活動の進め方のポイント
・映像事例研究:5SのBefore-After
・効果を出す5S推進の仕組み
スライド資料