「キュレーター」が芸術祭の構成にどう関わっているのかを紐解くことで、「どのようにプロジェクトに人々を巻き込んでいくのか」について、「あいちトリエンナーレ」を例に考えるシリーズの第二弾。
今回の授業では、「彫刻作家」と「舞台演出家」「プログラマー」の三人組から成る「ブラストセオリー」というイギリスのパフォーマンス・舞台芸術グループが2013年8月に開催される「あいちトリエンナーレ」で作品を発表するまでの過程において、キュレーターが関わっていくのか。
これまでに彼らと東京渋谷で作品を制作し、今回も準備を進めている住友文彦さんを先生としてお招きし、毎回設定される「テーマ」や、特徴を踏まえながらキュレーターは何を考えてどう仕事を進めていくのか、プロジェクト遂行の現場に迫ります。
【画像】《 Ulrike and Eamon Compliant 》2009
Installation view at the Venice Biennale, Venice, Italy