成果を出す人だけがやっている仕事の進め方

成果を出す人だけがやっている仕事の進め方

コース概要

どんなにいい戦略やプランを描いても、社内で周りの人が動いてくれない。

私が研究科長を務めるグロービス経営大学院では、戦略・戦術を立てた後の実行フェーズにフォーカスして議論する「ストラテジック・インプリメンテーション(戦略的実行)」という科目を設けています。

実行力というテーマは一般的なMBAでは取り上げられることが少ないようですが、「良い戦略を描いても実行されなければ意味がない」という認識のもと、グロービスのMBAでは二年次に受講する科目として位置付けています。

様々な業界・立場で活躍する多くの社会人学生の悩みが、共通して実行フェーズにあることをクラスの議論を通じて感じ取っています。皆さんのなかにも同じように、実行フェーズに悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

今回は、以下のことを行います。

・成果を出している人の、仕事の進め方における共通点を理解する

・受講者の具体的な悩みの解決を、社内を動かす5つの考え、動き方に沿って考える

信頼の獲得、味方作り、スモールサクセスの積み上げ、仕組み化…など結果を出す人には、共通した社内を動かすための具体的な動き方があります。

社会人学生の皆さんと交わし、多くの議論から得た「結果を出す人の仕事の進め方」を多くの皆さまにお伝えできれば嬉しく思います。

担当の先生

田久保 善彦

田久保 善彦

グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長 

慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院理工学研究科修了。スイスIMD PEDコース修了。株式会社三菱総合研究所にて、エネルギー産業、中央省庁(経済産業省、文部科学省他)、自治体などを中心に調査、研究、コンサルティング業務に従事。現在グロービス経営大学院及びグロービス・マネジメント・スクールにて企画・運営業務・研究等を行なう傍ら、グロービス経営大学院及び企業研修におけるリーダーシップ開発系・思考科目の教鞭を執る。経済同友会幹事、経済同友会教育問題委員会副委員長(2012年)、経済同友会教育改革委員会副委員長(2013年度)、ベンチャー企業社外取締役、顧問、NPO法人の理事等も務める。著書に『ビジネス数字力を鍛える』『社内を動かす力』(ダイヤモンド社)、共著に『志を育てる』、『グロービス流 キャリアをつくる技術と戦略』(東洋経済新報社)、『日本型「無私」の経営力』(光文社)、『21世紀日本のデザイン』(日本経済新聞社)、『MBAクリティカル・シンキングコミュニケーション編』、『日本の営業2010』『全予測環境&ビジネス』(以上ダイヤモンド社)、訳書に「信念に生きる~ネルソン・マンデラの行動哲学」(英治出版)等がある。