戦争という極限下で生まれたコミュニケーション術 -孫子が出した結論-

戦争という極限下で生まれたコミュニケーション術 -孫子が出した結論-

コース概要

ビジネスは経済活動における「戦争」だ

心身ともに極限状態に陥る「戦争」。一方、ビジネスに携わっていても痺れるようなシーンに出くわすことがありますよね。
戦争であっても、ビジネスであっても、厳しい状況下において組織が高度な任務・職務を遂行するためには、優れたルールを必要とします。このルールの在り方を説いたのが『孫子』といった中国兵法書です。今なお多くの人に愛読されています。

本授業は、そんな中国兵法書の中でも特に“コミュニケーション”に焦点を絞って授業を開講します。どんな極限の状態に陥っても、情報を正しく伝えるために、当時の彼らはどのような工夫をしたのでしょうか。そこには現代における集団コミュニケーションにも応用できるエッセンスが詰まっているのです。

いつもの職場やコミュニティで過ごすだけでは知ることのできない、極限のコミュニケーション術を学びましょう。
個人でお仕事されている方も、取引先やクライアントとコミュニケーションを円滑にするためのヒントになるはずです。

放送中は、『孫子』他いくつかの兵法書を紹介します。また、単に書籍の概要を学ぶのではなく、当時の規律をいかに応用するかまで丁寧に説明していきます。

本授業を担当するのは、Schooの人気歴史授業『暗記しない歴史のハナシ -聞いたら変わる。自分が、世界が。-』の講師である李先生です。本授業で歴史に興味を持った方は、ぜひこちらも合わせて受講してみてください。明日に活きる歴史をわかりやすく学ぶことができます。

■先生プロフィール

李 東潤(り とんゆん)
コンテンツプロバイダー
1983年生まれ東京都在住。青山学院中等部・高等部卒。 慶應義塾大学総合政策学部にて、国際政治学を専攻。 卒業論文で学部優秀論文賞(SFC AWARD)受賞。 2006年住友商事に入社し、海外駐在を含めた実務経験から 様々なビジネスの知見を得る。 現在「その分からない、解消します」をモットーに歴史を軸にしたコンテンツ作成者・ニュース解説者として活躍中。冷徹な分析力で現代社会とビジネスを診断する。