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スライド資料
授業の概要
担当の先生/パーソナリティ
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羽田 康祐
株式会社朝日広告社 プランニングディレクター
株式会社朝日広告社ストラテジックプランニング部プランニングディレクター。産業能率大学院経営情報学研究科修了(MBA)。日本マーケティング協会マーケティングマスターコース修了。外資系コンサルティングファームなどを経て現職。「外資系コンサルティングファームで培ったロジック」と「広告代理店で培った発想力」のハイブリッド思考を武器に、メーカー・金融・小売り等、幅広い業種のクライアントを支援。マーケティングやブランディング・ビジネス思考をテーマにしたブログ「Mission Driven Brand」を運営。ハンドルネームはk_bird。著書に『問題解決力を高める「推論」の技術』(フォレスト出版)がある。■Mission Driven Brand:https://www.missiondrivenbrand.jp/
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徳田 葵
スクー放送部
授業紹介コメント
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先生
羽田 康祐
日本人には「努力することは良いこと」とする素晴らしい文化が存在します。
真面目で誠実な人であればあるほど「自分には頑張りが足りない」「あるだけの時間を使ってでも、ちゃんとした仕事をしよう」と考えがちです。このこと自体は、素晴らしい心構えだと思います。
しかし一方で、ワークライフバランスやメンタルヘルス、あるいは子育てのことを考えると「生産性の低さを努力でカバーする」ことは許されない時代になっています。もはや「うまくいかなかったのは、努力が足りなかったからだ」「時間を使えば、なんとかなる」では乗り切れない時代なのです。
今の時代、多くのビジネスパーソンに求められているのは「努力をすること」以上に「努力をしなくても済む工夫」です。
2020年から始まった新型コロナ騒動により、多くの企業でリモートワークが広がりましたが、これを機会に自分の頭の中にあるスイッチを「仕事の量」から「仕事の質」へと転換し、生産性を上げることが必要なのです。
「生産性」と聞くと、つい窮屈さをイメージしてしまい「面倒臭がりの自分には向かない」と考えてしまいがちですが、それは大きな誤解です。実は「面倒臭い」という気持ちこそが「面倒臭いことを減らす」大きなモチベーションとなり、生産性向上の武器になるのです。
あなたがやるべきことは「懸命に歯を食いしばって頑張る」ことではなく「頭のスイッチを切り替える」だけ。本書では、ちょっとした工夫さえすれば、誰でも生産性を上げることができる「生産性のスイッチ」を57個、紹介しています。
今回の放送では、その中のいくつかをご紹介できればと思います。