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第1回:2022年3月18日公開
20min
AIと聞くと、なんでもできるような代物のように思える現代。
AIの可能性を信じ様々な活動に取り組む企業も多いのではないでしょうか?
本授業では、AIが社会に浸透しつつある現代の変化に対して、改めて考える必要のある 倫理 というキーワードに焦点をあてて考える授業です。
AIの活用計画を「機能」や「収益構造」だけではなく、「倫理」の観点も踏まえながら論じられるように本授業で学んでいきましょう。
【こんな人におすすめ】
◯ AIをビジネス活用する上で、倫理的なリスクについて学びたい方
【授業のゴール】
◯ 倫理的な観点でAIビジネス導入の是非を判断できる
【どんな授業なのか?】
全4回の授業を通じて、責任あるAIとは何か?を学んでいきましょう。
第1話:なぜ今「責任あるAI」なのか? (鈴木 博和 さん)
これからの企業成長にとってAIの重要性がますます高まってくる中で、AIによる意思決定が人や社会に対して大きなインパクトを持つようになってきています。そのような流れの中で起こったBLM運動はAIの在り方にも影響を与えています。
本授業では、このような背景を踏まえて責任あるAIがなぜ今必要なのか、そのために必要な4つのアプローチについて概要を説明します。
第2話:「AIの暴走」を予防する3つのカギ (山岸 鞠香 さん)
責任あるAIが重要になっているのは、AIが悪さをしたことにより、消費者の経済損失や機会損失が発生し、それらがメディアでも取り上げられて企業のイメージ棄損などにつながっていることも背景にあります。
本授業では、世界中で起こっているリスク事例やAIの規制動向などに触れていきます。
第3話:「人間中心」なAI開発の重要性 (宗政 友洋 さん)
AIのリスクを発見・軽減するためには技術的なアプローチが最も重要になります。
本授業では技術的な観点で、AIに混入しうる潜在的なリスクについて説明します。また、AIが意図せぬ結果や影響をもたらさないようにどのような点に留意すべきかを説明します。
第4話:「責任あるAI」に向けて (鈴木 博和 さん)
本授業では、4つのアプローチのうちの残りの3つ「ブランド」「ガバナンス」「組織・人材」について説明します。
また、「責任あるAI」のために、AIにかかわる人間はどのような点を心掛けなければならないのか、について説明します。
■ ご登壇いただく講師
☆ 鈴木 博和 (すずき ひろかず) さん
アクセンチュア ビジネス コンサルティング本部 AIグループ シニア・マネジャー
☆ 山岸 鞠香 (やまぎし まりか) さん
アクセンチュア ビジネス コンサルティング本部 AIグループ コンサルタント
☆ 宗政 友洋 (むねまさ ともひろ) さん
アクセンチュア ビジネス コンサルティング本部 AIグループ アナリスト
スクー放送部
2022年3月18日公開
20min.
本授業のテーマは、『AIの倫理』について。
AIの実用性や社会への導入について、ニーズが次第に高まっている中で、倫理について考える重要性について考えていきます。
AI倫理について考える重要性が高まっている点、責任あるAIの使い方とは何か?また、どのような観点から倫理にアプローチすれば良いのかについて学んでいきましょう。
スライド資料
2022年3月18日公開
30min.
本授業のテーマは、「AIの暴走とその予防策」についてです。
前回の授業では、AIの活用が進むにつれてリスクの重要性が増してきたこと。その結果、「責任あるAI」の使い方に目を向けて少しずつアプローチする大切さについて学びました。
本授業では、実際にAIがもたらすリスクを「AIの暴走」と呼び、その事例について見ていきます。また、「AIの暴走」をどのように未然に防ぐことができたのか?その予防策について考えていきましょう。
スライド資料
2022年3月18日公開
20min.
本授業のテーマは「AI開発時におけるリスクとその予防策」についてです。
前回の授業では、AIのリスクを様々な事例を通して見ていく中で、未然の予防策を考えました。
本授業では、「AIの開発」時におけるリスクに焦点をあて、リスクを回避したAIの開発に必要な観点について見ていきましょう。
「人間中心」というキーワードに注目です。
スライド資料
2022年3月18日公開
30min.
本授業のテーマは、「責任あるAIに向けた4つのアプローチ方法」についてです。
初回の授業では、責任あるAIに向けた4つのアプローチ方法の1つ目である「技術」について考えていきました。第2回目、3回目では、さまざまな角度からAIの倫理的リスクについて触れながら、AIのリスクの予防法について考えました。
最後となる本授業では、責任あるAIに向けた4つのアプローチ方法の残り3つ「ブランド」「ガバナンス」「組織・人材」について見ていきます。
社内でAIの倫理的リスクを回避するするためにはどのような組織を立ち上げ、ロードマップを示していけばいいのか?
ESGの観点とAIの倫理がどのように結びつくのか?
について学んでいきましょう。
スライド資料
先生
鈴木 博和
「責任あるAI」は、AIの開発・活用を推進・実施されている方だけでなく、AI戦略を企画・立案している方にも是非知っていただきたい、近年の重要な概念です。今回の内容がご聴講される皆さんの組織に少しでもお役に立てれば幸いです。