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集団浅慮

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授業の概要

「いい質問だね」と返したつもりが、相手は黙ってしまう。よかれと思った即答が、なぜか部下のやる気を奪う。会議で意見を募っても、出てくるのは"正解探し"の当たり障りない発言ばかり——。私たちは毎日「対話している」つもりで、実は相手を「評価」しているのかもしれません

ベストセラー『嫌われる勇気』『取材・執筆・推敲』の著者であり、プロのインタビュアーでもある古賀史健さんが提唱するのは、組織に「取材型コミュニケーション」を持ち込むという発想です。取材=inter-viewとは、見解と見解のキャッチボール。主役はあくまで相手であり、そこにあるのは評価なき対話です。第1回で見た「集団浅慮」も、元をたどれば質問をぶつけ合うだけの"面接的"な場が、心理的安全性を奪うところから始まっていました。

組織の中でのコミュニケーションのあり方を、見つめ直してみましょう。

 

この授業で扱うこと
面接と取材の決定的な違い(評価する場か、評価なき対話か)/inter-viewの本質と、ファシリテーター=インタビュアーという視点/3つの「きく」(聞く・聴く・訊く)と聴き手になる技術/記者会見に学ぶ「仮説」と質問力の鍛えかた/即答が寄り添いにならない理由と「他者の関心事」への関心の寄せ方