みなさんは、コミュニティデザイナーという仕事を知っていますか?
コミュニティ(人が集まる場所)をデザインし、円滑にプロジェクトを進行出来るようにしていくのが、コミュニティデザイナーの仕事です。
今回の授業では、コミュニティデザインのスキルを授業・実習を通じて学びます。
たくさんのスタッフ・アーティスト、そして都市を巻き込んで開催される「あいちトリエンナーレ2013」を例として、アメリカの美術館、育成事業で実績を積まれてきた、菊池宏子さんを先生としてお招きして授業を行います。
トリエンナーレにおけるコミュニティデザイナーは、トリエンナーレと市民を繋げる役割を果たします。schoo WEB-campusではこれまでにも「あいちトリエンナーレ2013」に関わるプロデューサーやアーティストと展覧会を作り上げるキュレーターの方々を先生にお迎えして授業を行なって参りました。今回の授業では、市民とアーティストを繋げるコミュニティデザイナーがトリエンナーレにどのような効果をもたらそうとしているのかについても言及します。
また、近年注目を集めているコミュニティデザインという仕事は、日本においては、地方都市における地域づくりという印象が強いと言えます。しかし実際は、どんな環境においても、人材育成・リーダーシップ育成として使えるノウハウがたくさんある、とコミュニティデザイナーの菊池宏子さんは言います。
「Show&Tell」というコミュニケーションを高めるための手段を始めとした、いくつかの手法をもとにして、ビジネスの領域やチームマネジメントにおいて、コミュニケーションを向上し、居心地のよい環境と場をつくっていくことで、プロジェクトを前進させていくためにはどう判断し、どう行動すればよいのか。
授業中には、【ワークショップ形式】でコミュニティデザインを学びます。
<こんなあなたに受けて欲しい>
・組織によって、仕事が出来たり出来なかったりすることがある
・ひとりで仕事をした方がうまくいくと思っている
・地域活性に興味がある