品質管理の見える化

品質管理の見える化

コース概要

この授業では、品質管理について効果の出る仕組みや方策の基本を知り、すぐに自社への導入ができるように、見える化の道具立て(方法)の具体例とその運用ルールについて学びます。

70年代まで大量生産で世界市場を席巻した欧米メーカーが、「品質は検査でつくる」という思い込みを頑に持っていたのに対し、日本発のモノづくりの哲学は、「品質は工程でつくりこむ」という考えを持っています。

そのためには、品質のつくりこみ基準を明確化→品質のつくりこみ基準の具体化→工程の安定化と一連の工程内検査を実施します。

しかし、品質情報の活用・不良発生時の処置・品質意識の向上をどう図ればいいのか、品質管理スタッフの頭を悩ます課題です。

また、高品質で安全・安心の良品をつくろうとするとき、社内コミュニケーションの5つの壁が邪魔をします。

その壁を打ち破り、品質課題の取組み状況・重要情報を全社員が共有化し早めの行動を促すのが、日本発の「見える化」です。

こんな人にオススメ

ものづくりの現場で働く方

担当の先生

真部 助彦

真部 助彦

株式会社マネジメント21 代表取締役

1972年早稲田大学法学部卒業。 San Francisco State College, Madrid University留学。米国と欧州にそれぞれ2年間 生活して交友と見聞を広める。 商社、メーカーなどでプロジェクトマネジャーなどを経験。「中小企業診断士」取得を機にコンサルティング・ファームで活動する機会を得る。伊藤忠ビジネスコンサルティング(株)の組織戦略推進部長を経て、1996年(社)中部産業連盟(トヨタグループ200社余などが会員企業)に入職し東京本部プロジェクト開発室長を歴任。 2010年1月に(株)マネジメント21を設立、代表取締役になる。 製造業、商社、販売業、損保代理店などの多数の国内外企業で、コンサルティング指導および教育研修をする。テーマは経営戦略、マーケティング戦略,新商品・新事業開発、現場改善と業務改善,管理職・コアマン育成、営業マン育成・営業幹部育成、CS・ES刷新、QC改善、ISO9001と14001の認証取得指導、リスクマネジメントなど多岐にわたる。 東京商工会議所や地方商工会議所、りそな総合研究所、ちばぎん総合研究所、浜銀総合研究所、日本政策金融公庫、職業能力開発協会及び県庁や市役所などで多く研修、公開セミナー、研修の講師を歴任する。 [主な著書]:「新商品・新事業開発大事典」(日刊工業新聞社、共著)「中小企業の生産マネジメント(中小企業金融公庫、共著)その他経営雑誌などに論文・記事あり。 コンサルティング・ファーム マネジメント21 mail:manabe@manegement21.net