ストレスは多かれ少なかれ、誰もが感じているものです。
同じストレス下に置かれている人であっても、その捉え方や対処法によって感じているストレスの程度は違うものなのです。
今回の授業のテーマは「ストレスレスな職場環境を作る」こと。
共に働く全ての人がストレスを押しつぶされることなく、健全に働くことが出来るように明日から出来るストレス対策の方法を学んでいきます。
この連載授業で学ぶのは「自分自身のストレスケア方法」だけではありません。
毎日、顔を合わせる同僚や、自身の部署のメンバーなどの他者にも目を向けていきます。
普段のコミュニケーションの中で気づける「メンタル不調者の前兆」や、「メンタル不調を相談された際の対処方法」、「休職中の同僚とのコミュニケーション」など、さまざまな観点から、専門家ではない私たちにでも出来る気くばりの方法を学んでいきましょう。
また、授業では受講生の皆さんご自身の身の回りで起きている事例を扱うことも可能です(個人情報、企業名などのプライバシーに関わる情報は授業内では一切公表致しません)もし、武神先生に相談したい事例をお持ちの方がいらっしゃいましたらこちらの専用フォームよりご相談ください。
【講師プロフィール】
武神 健之
医師、医学博士、日本医師会認定産業医
産業医、一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事。20以上のグローバル企業等で年間1000件、通算1万件以上の健康相談やストレス・メンタルヘルス相談を行い、働く人のココロとカラダの健康管理をサポートしている。著書に『職場のストレスが消える コミュニケーションの教科書―上司のための「みる・きく・はなす」技術 』(きずな出版)、『不安やストレスに悩まされない人が身につけている7つの習慣 』(産学社)、共著に『産業医・労働安全衛生担当者のためのストレスチェック制度対策まるわかり』(中外医学社)などがある。